【Interview】動画も掲載!和製マイケル・ムーアを目指したら、誰かを糾弾することはできない自分に気づいた ——『無知の知』石田朝也監督インタビュー text 早川由美子

11月1日からポレポレ東中野で公開される映画『無知の知』は、石田朝也監督がひたすら“突撃”する映画だ。3年前の東日本大震災と福島第一原発事故。あの時、何が起きていたのか。首相官邸では?フクイチでは?そして福島の現状は……

【News】11/15〜 七里圭監督新作『映画としての音楽』一週間限定公開&連続講座「映画以内、映画以後、映画辺境」2nd 開催!

映画が音楽と出会ったのは、いつのことだろう?映画は初め、声を持たなかった。しかし、彼は聞いていたはずだ。彼を見ながら、奏でる響きを。 Narrative + Experimental (物語と実験) 2014年4月26日

【Review】大林宣彦監督『野のなななのか』 生と死の絵画「シネマ・ゲルニカ」という映画作品 text小川学

本作は大林宣彦監督が「映画」という手法を用いて描いた「シネマ・ゲルニカ」という作品である。「ゲルニカ」とはスペインの画家、パブロ・ピカソ(1881~1973)が、1937年の4月にスペイン内戦で無差別空爆を受けた街「ゲル

【News】関連作品上映もあり!10/25-12/21 石川文洋写真展「ベトナム戦争と沖縄の基地」@日本新聞博物館

日本新聞博物館と沖縄タイムス社は、2014年10月25日(土)から12月21日(日)まで、企画展「石川文洋写真展『ベトナム戦争と沖縄の基地』」を開催します。 ベトナム戦争が終結して来年で40年。同戦争では、沖縄で訓練を受

【Review】庵野秀明論ーエヴァの呪縛・「イメージ」を越えてー(第27回東京国際映画祭 特集「庵野秀明の世界」に寄せて)text 鈴木祐太

 90年代に作られた「庵野秀明」のパブリック・イメージ 「庵野秀明」という語が持つ誘惑は代えがたい。そして庵野秀明ほどイメージが不定型な作家も居ない。『風立ちぬ』(2013.劇場)の主演、『ヱヴァンゲリヲン』シリーズの総

【News】10月31日締切! VIDEO ACT WebSHOP 登録作品募集のご案内

  VIDEO ACT WebSHOP 登録作品募集のご案内 さまざまなジャンルのインディペンデント映像作品を一挙に掲載するDVD販売サイト、<VIDEO ACT WebSHOP>は2014年12月

【News】セウォル号沈没事件を描いた問題作『ダイビングベル』(原題)、外圧に屈せず釜山国際映画祭にて上映 text 植山英美

上映の是非を巡り論争が巻き起こったセウォル号沈没事件を描いたドキュメンタリー『ダイビングベル』(原題)が、10月6日、10日と釜山国際映画祭にて上映された。 作品は、今年の4月に起きた、セウォル号の沈没事件当時の救助活動

【News】見慣れた風景と出会いなおすために――木村裕之+佐々木友輔編『土瀝青 場所が揺らす映画』(トポフィル)刊行★記念イベントも開催

場所が映画を揺さぶる、映画が眼差しを揺さぶる見慣れた風景と出会いなおすためのヒント 茨城の貧農の暮らしを描いた長塚節の長編小説『土』(1910年)を原作として、そのテキストの朗読と、郊外化を経た現在の茨城を撮影した映像を

【ゲスト連載】Camera-Eye Myth/郊外映画の風景論 #08「Brothers(1) / Reset/地域映画の発見」 image/text 佐々木友輔

  Camera-Eye Myth : Episode. 8 Brothers(1) / Reset 朗読:菊地裕貴音楽:田中文久キャラクターデザイン・原画:門眞妙主題歌『さよならのうた』作詞・作曲:田中文久歌

【Review】なぜ、渡り鳥の大群は消えたのか ――『鳥の道を越えて』 text 神原健太朗

まるで、蜘蛛が糸で作った網で、餌となる昆虫を捕らえるかのようだ。「カスミ網猟」と呼ばれる、かつてその村で行われていた鳥猟の手法からそんな印象を受けた。 本作の監督である今井友樹は、岐阜県東白川村で暮らす祖父・今井照夫から

【News】10/18(土)-11/3(月)開催★Port観光リサーチセンター メディア・インスタレーション『宿命の交わるところ――秋田の場合』

秋田の様々なメディア(TV、ラジオ、新聞、雑誌⋯⋯)上で同時多発的に「占い」をテーマとした番組/記事が発表される! ローカル·メディアの「情報の流れ」を演出する「メディア·インスタレーション」の試み 演出家·高山明率いる

【連載】原一男のCINEMA塾’95② 深作欣二×原一男×小林佐智子「虚構篇」

「活動屋の魂」を持った映画人の育成を目的に 原一男監督が1995年、山口県萩市で立ち上げた「CINEMA塾」。第1回目のゲストは故・深作欣二監督。3日間の連続対談を通じて“映画とは何か”の問いを深めた。前回の「ヴァイオレ

【News】戦前の貴重な映画をたくさん上映! 10/18〜21,24〜26 第6回神戸ドキュメンタリー映画祭

 第6回神戸ドキュメンタリー映画祭10月18日(土)〜21日(火)、24日(金)〜26日(日)主な会場:神戸映画資料館  ■   特集上映1 収蔵フィルムで綴る戦前記録映画神戸映画資料館の収蔵作品による全17プログラム。

【News】10/18(土)、うらやすドキュメンタリーテークVol.26 想田和弘監督『選挙』を上映!!

8月24日(日)に、フラワー通り沿いの正福寺境内で開催しました特別野外上映「うらやすドキュメンタリーテークVol.25~夏こそ屋外でドキュメンタリー」『ニッポンの、みせものやさん』の上映は、雨に降られることもなく無事開催

【Review】更新されゆくもの、流動と生成――愛知県美術館「これからの写真」展のあとに text 影山虎徹

|素朴な疑問 この展示会の主題はいたって明確だ。「これからの写真とは何か」。 しかし、この素朴な疑問に答えるためには、いくつもの障壁を超えていかなければならない。この疑問は、「時間とはなんであるか」や「真実とはなんである

【Book Review】「時代」を読み解く感覚―大木晴子+鈴木一誌編『1969 新宿西口地下広場』 text 若林良

「青春」という言葉から、私たちはどのような色を連想するだろうか。恐らくは、爽やかさを想起させる青や、情熱を感じさせる赤が多いだろう。たとえば毎年の夏、全国各地から集まった甲子園球児たちの活躍を見て、私たちはこうした色を思

【News】10/11(土)〜 世界と創るドキュメンタリー!国際共同製作の作品を一挙に上映「Tokyo Docs上映会」

目指せ!国際共同製作世界と創るドキュメンタリーとは?国際共同製作を支援する<Tokyo Docs>に応募された企画の中から、海外のプロデューサー達へのプレゼンなどを経て見事完成したドキュメンタリー作品を一挙上映します。期

【News】『福島 生きものの記録 シリーズ2~異変~ 』

昨年公開された『福島 生きものの記録シリーズ1~被曝~』で文化庁映画賞の優秀賞を受賞した動物映画の巨匠・岩崎雅典監督の最新作『福島 生きものの記録 シリーズ2~異変~』が、10月11日よりポレポレ東中野にて劇場公開されま

【Interview】ドキュメンタリー・フォトグラファーの肖像 #01 友となり、隣人となり、暮らしのなかでシャッターを切る――藤元敬二さん

「ドキュメンタリー写真」という領域がある。いずれもその境界線はあいまいなものながら、報道写真でもアート写真でもなく、そのはざまに身に置きながら、状況のなかにあるさまざまな人間を、あるいは人間がつくり出すさまざまな状況を、

【News】10/12 (日)開催『長良川ド根性』上映&國分功一郎さんトーク Image.Fukushima (イメージ.福島) vol.12 In 石川

Image.Fukushima vol.12 開催のご案内 イメージ.福島vol.12 In 石川(NPO法人ワンネススクール鳥越校舎) 2014年10月12日(日)『3.11をまなびほぐす、映画と哲学の夜』 震災、津波

【連載】ワカキコースケのDIG!聴くメンタリー 第6回『ガッツ!! カープ 《25年の歴史》』

  広島東洋カープ初優勝の年に出た、メモリアル盤   廃盤アナログレコードの「その他」ジャンルからドキュメンタリーを掘り起こす、「DIG!聴くメンタリー」の時間がやってまいりました。DJはワカキコースケ。今回も

【News】10/6(月)-11(土) 日本初開催!「エクアドル映画週間」@立教大学池袋キャンパス 入場無料!

台頭目覚ましいエクアドル映画 劇映画を3本、ドキュメンタリーを3本日替わり上映!10/11(土)17:00〜は関連シンポジウムも! 日本で紹介される機会のほとんどないエクアドルの歴史と文化について、映画を通じて知る絶好の