Author Archives: neoneoweb2017

【News】3/11-14開催 えらべ未来 3.11映画祭 @アーツ千代田3331 ほか

そこに人がいなければ、災害はただの自然現象である。」というように、過去から繰り返される地球の自然現象は、科学文明の発展とともに、私たち人類に大きな影響を及ぼすようになりました。2011年3月11日に起きた東日本大震災は、

【News】3月12日開催『neoneo』編集委員も参加 批評誌の現在~なぜいま批評「誌」なのか~ @amu KYOTO

【3.12 Sat イベント】批評誌の現在~なぜいま批評「誌」なのか~ゲスト:櫻井拓さん(『ART CRITIQUE』編集発行人)・ 増田千恵さん(リア制作室)・佐藤寛朗(『neoneo』編集委員) しばしば斜陽産業の代

【Review】彼女が抱きしめたもの_海南友子監督『抱く{HUG}』text西田志緒

この人はその身体に、自然の脅威と恩恵とを一度に抱いているみたいだーー試写を終えて、そんなことを思った。 『抱く{HUG}』で、海南友子監督は自らの妊娠・出産を題材にセルフドキュメンタリーを撮った。新しい命を産む女ならでは

【News】3/7(月)19:00〜 ゲストトーク「韓国独立メディア・映画と公的助成 ~MediACTの闘い」@下北沢アレイホール

議論の発端となった、セウォル号沈没事件を扱ったドキュメンタリー『ダイビングベル』 ©BIFF  ゲストトーク「韓国独立メディア・映画と公的助成 ~MediACTの闘い」 映画の上映中止を求め制裁を迫る韓国政府と、政治的圧

【Review】 観察映画『牡蠣工場』(想田和弘監督)体験記〜変わりゆく世界に、確かに存在する「希望」の兆し text 成宮秋祥

©Laboratory X, Inc. 『牡蠣工場』を観てみたいと強く意識したのは、偶然にも映画館で予告編を観たからだ。牡蠣の養殖業を営む人々を映す映像から、何とも表現の難しい力強さを感じた。また、映画の題名にも惹かれた

【連載】「ワカキコースケのDIG!聴くメンタリー」第15回『ビートルズ物語』

 ビートルズがアメリカに初上陸、大ブームを巻き起こした1964年に緊急発売されたドキュメント・レコード。“ファン向けグッズ”のパイオニア! ザ・ビートルズ史上、最も聴かれないレコード 廃盤アナログレコードの「その他」ジャ

【Interview】「僕らの根っこはシュルレアリスムとアヴァンギャルド」〜『断食芸人』足立正生(監督)&山崎裕(撮影)text 小林蓮実

1960年代より数多のアヴァンギャルド(前衛)映画を生み出し、PFLP(パレスチナ人民解放戦線)や日本赤軍とともにパレスチナ革命に身を賭した足立正生監督。レバノンでの3年間の禁固刑、強制送還後にも偽造私文書行使(偽造され

【News】5/6−15開催 第10回台湾国際ドキュメンタリー映画祭コンペティション部門 ノミネート発表!

2月24日の記者発表に集まった、コンペティション部門に入選した台湾人監督たち 第10回台湾国際ドキュメンタリー映画祭コンペティション部門ノミネート作品発表 「現代的なテーマに根ざし、ドキュメンタリーの新境地を拓く」 第1

【Report】ベルリン国際映画祭〜近年の傾向とヨーロピアン・フィルム・マーケットの現在 text 植山英美

ベルリン国際映画祭メイン会場 ベルリン国際映画祭に行ってきた。海外にドキュメンタリー映画を紹介、販売するという仕事をしているので、年初のロッテルダムやベルリンではじまり、カンヌから、秋は釜山、東京とアジアのマーケットと、

【News】2/27(土)〜3/13(日) 第5回江古田映画祭 3・11 福島を忘れない

第5回 江古田映画祭―3・11 福島を忘れない― 江古田映画祭もおかげさまで5回目を迎えました。今回も私たちは、福島原発事故をひきつづき考えるために、メインテーマを「3・11福島を忘れない」としました。自信の作品をライン

【Pick up】発表! わが一押しのドキュメンタリー2015

例年200本以上、テレビを含めるともっとたくさんの本数が上映・放送されているドキュメンタリーの中から、皆様の「ベストワン」をうかがう企画、「わが一押しのドキュメンタリー」。今年も劇場公開作品から一般には知られていない作品

【News】2/20−26 岩手県宮古市川内に伝わる “川内鹿踊”を追った映画『鹿踊だぢゃい』(坂下清監督)大阪シアターセブンで限定上映中!

岩手県宮古市川内に伝わる“川内鹿踊(かわうちししおどり)”のお盆を追ったドキュメンタリー 鹿踊りとは、主に東北地方に伝わる郷土芸能です。鹿の頭部を模した鹿頭(ししがしら)をかぶった踊り手が、鹿の動

【Review】ただ、その愛のために- 『Maiko ふたたびの白鳥』 text 小松いつか

バレエダンサーの姿は、われわれ観客にどこか人間離れした印象を与える。彼らは時に儚くしなやかで、総じて美しい。舞台の上で地を蹴り軽やかに舞い飛ぶ姿からは重力さえも感じとることはできず、やがてしなる彼らの身体は物語を伝える音

【連載】開拓者(フロンティア)たちの肖像〜中野理惠 すきな映画を仕事にして 〜 第24話 text 中野理惠

開拓者(フロンティア)たちの肖像〜中野理惠 すきな映画を仕事にして  <前回 第23話はこちら> 第24話 『ナヌムの家』3 劇場公開初日の消化器事件 生後7か月の筆者(向かって左 右は姉) スクリーンに消火器をまかれる

【Review】霧の中のアイドル ―舩橋淳監督『道頓堀よ、泣かせてくれ! DOCUMENTARY of NMB48』 text 伊藤弘了

  『道頓堀よ、泣かせてくれ! DOCUMENTARY of NMB48』より ©DOCUMENTARY of NMB48製作委員会霧の向こうへ消えていった人たちがいる。その手前で踏みとどまった人たちもいる。前者の例とし

【Interview】遠藤ミチロウインタビュー『お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました』 text 植山英美

80年代初頭にザ・スターリンの中心人物として、日本のインディーズ・シーンを牽引、フラワーカンパニーズから黒猫チェルシーに至るまで、多くのミュージシャンに多大な影響を与えてきた遠藤ミチロウ。遠藤が初監督をつとめたドキュメン

【Special News】2/7(日)−11(木)第7回 座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル 今年の見どころを聞く

いよいよ2/7(日)から11日(木)まで、「座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル」が開催される。2010年から開催されているこのイベントも7回目。毎年、冬のこの時期に東京で行われる、ドキュメンタリーに特化した貴重な映

【Review】「病み」はいまどこにあるか――『Given ~いま、ここ、にある しあわせ~』text堤拓哉

ドキュメンタリー映画『Given ~いま、ここ、にある しあわせ~』には、難病の子どもを持つ三組の家族が登場する。難病とは、何が「難しい」病気なのかといえば、第一義的には「治すことが難しい」病気である。では、難しいだけで

【News】1/29(金)-2/7(日)開催 第2回「喜多見と狛江の小さな沖縄映画祭+α」沖縄関連作品を多数上映!

喜多見と狛江の小さな沖縄映画祭+実行委員会では、2016年1月29日(金)から2月7日(日)の10日間、狛江市内の4会場で、沖縄をテーマにした「喜多見と狛江の小さな映画祭+α」を開催いたします。 沖縄をテーマにした映画、

【News】2/5(金)開催 連続講座「映画以内、映画以後、映画辺境」3 「アピチャッポンの映画はどこから到来するのか?」vol.12 金子遊×川口隆夫×七里圭

連続講座「映画以内、映画以後、映画辺境」3「アピチャッポンの映画はどこから到来するのか?」vol.12 金子遊(批評家・映像作家)×川口隆夫(ダンサー・パフォーマー)×七里圭 (映画監督)  「いま観たモノは一体なんだっ

【Review】東海テレビドキュメンタリー特集② その火が絶えることのないように ~『ふたりの死刑囚』~ text 髙木愛

©東海テレビ放送 学生時代、冤罪に関する講義を1年間受けたことがある。日本における数々の冤罪事件にふれ、そこに誰かの人生が見えるたびに、言葉にならない感情に襲われた。 そんなとき、決まって先生がつぶやいた。 「愛が、ない

【Review】東海テレビドキュメンタリー特集① 権力からの弾圧下の日常をとらえる 『ヤクザと憲法』text 小林蓮実

©東海テレビ放送 ヤクザも人間?それとも殲滅か収容なのか?!  『ヤクザと憲法』のビラをずっと持ち歩いていた。2016年1月2日、舞台挨拶もあり、「初映画」はこれにしようと決めた。  注目の「東海テレビ」ドキュメンタリー