【Review】“ウェルメイド”のその先に―『あなたを抱きしめる日まで』 text 若林良
今年の3月11日、つまり東日本大震災から3年が経過したその前後には、震災を振り返るコメントがSNSでも氾濫を見せていた。内容はさまざまだったが、私が見た中では「まだ何も終わっていない、今後とも継続的な支援が必要だ」といっ
【Interview】 生誕100年★トーベ・ヤンソンの映画3部作/ムーミンからフィンランドの映画事情まで――リーッカ・タンネル監督
2014年2月に渋谷・ユーロスペースにて開催されたトーキョーノーザンライツフェスティバル2014では、ムーミンの原作者トーベ・ヤンソン生誕100年を記念して、トーベに関する8ミリフィルムをもとにした映画3部作のうちの2本
【Interview】なぜ今、セルフドキュメンタリーを探るのか〜newCINEMA塾 原一男監督10,000字インタビュー
「CINEMA塾」は、原一男監督による“映画の私塾”である。1995年以来、山口・東京・大阪など様々な場所とかたちで、映画に関する合宿・講座・ワークショップが断続的に行われてきた。小林聖太郎(『かぞくのひけつ』)、リム・
【新連載】ワカキコースケのDIG! 聴くメンタリー 第1回「ダーリンと和枝」(「平凡」1962年12月号第2付録)
|ちょっと長い前説―レコードがアナログだったころの記憶子どもの頃、家に変なLPがあった。音楽じゃないレコードだ。 たしか、≪激動の日中国交ドキュメント≫のようなタイトルで、ジャケットは、いかめしい顔の老人ふたりが握手して
【News】4/26いよいよ開講! new CINEMA塾『極私の系譜〜映像の中の欲望(わたくし)たち〜』
映画監督の原一男です。今年の春、4月から、new「CINEMA塾」講座を開講します。1年かけて、計12回。場所は、アテネフランセ。 私は、ドキュメンタリーに関わって40年。この年になり、ドキュメンタリーとはなんだろうか
【Review】赤の〈リアル〉と日々の〈断片〉――「『驚くべきリアル』展 スペイン、ラテンアメリカの現代アート」&「MOTアニュアル2014フラグメント」 text 成澤智美
現在、東京都立現代美術館(MOT)にて、「驚くべきリアル スペイン、ラテンアメリカの現代アート―MUSACコレクション―」が開催されている。同時に「MOTアニュアル2014フラグメント―未完のはじまり」が開催されており、
【ゲスト連載】Camera-Eye Myth / 郊外映画の風景論 #02 「Fathers(1)/Heterotopia/ふたつの均質な風景」 image/text 佐々木友輔
Camera-Eye Myth : Episode.2 Fathers(1) / Heterotopia 朗読:菊地裕貴音楽:田中文久主題歌『さよならのうた』作詞・作曲:田中文久歌:植田裕子ヴァイオリン:秋山利奈
【News】5/9(金)-11(日)公演★ダンスの価値観を覆す進化系ダンスエンターテインメント 「*ASTERISK(アスタリスク)」
総獲得タイトル100冠以上! 100名以上の日本のトップストリートダンサーが紡ぐひとつの壮大な物語 総獲得タイトル 100 冠以上・100 名以上の日本の最高峰パフォーマーが一堂に介し、ひとつの物語を紡ぐ進
【ゲスト連載】Camera-Eye Myth / 郊外映画の風景論 #01「Authors/Memory/郊外という立場なき場所をめぐって」 image/text 佐々木友輔
すでになく、いまだない場所――立場なき「郊外」とその風景の神話をときほぐす、来たるべき映像作家・佐々木友輔が思考=試行する「映画による場所論」/「場所による映画論」 「neoneo web」リニューアル記念企画第一弾とし
【Report】ドキュメンタリー労働組合による台湾・ひまわり学生運動の撮影活動に寄せて text 林木材 (翻訳:都留俊太郎)
(Photo from flyingV.cc) 2014年3月18日、中台間の貿易の自由化を大幅に拡大するサービス貿易協定の審議が打ち切られたことに抗議した台湾の学生たちは、(日本の国会にあたる)立法院を占拠した。マス
【News】4/25(金)より★「住むこと」とは何か? 震災後の「土地」を思考した演劇――かもめマシーン『ニューオーダー』東京公演
「住むこと」とは? 「土地」とは?震災後に「住むこと」の確信を得るための演劇による思考 演劇カンパニー「かもめマシーン」(東京都江東区白河 3-8-13-405 主宰:萩原雄太)では、2014 年 4 月に、新作公演『ニ
【News】4/30(水)開催★神木隆之介がライブナビゲーター!オーケストラと映像が融合した「プラネットアースinコンサート」
迫力の生演奏、圧倒的な映像で、大自然のど真ん中へ!BBC最高傑作「プラネットアースinコンサート」が4月30日東京国際フォーラムホールA に登場! 『プラネットアース』は、イギリスBBCの自然ドキュメンタリーシリーズで、
【Interview】 作品選びは、主婦同士の会話から〜『優れたドキュメンタリー映画を観る会』代表 飯田光代さん
新宿から京王線で10分ほどの「下高井戸」。駅のすぐそばにある名画座「下高井戸シネマ」で、毎年この時期(4月下旬の一週間)行われるドキュメンタリーの上映会。それが『優れたドキュメンタリーを観る会』だ。今年で15年目、のべ3
【Review】「ボブ」としてのキャパが見たもの――『101年目のロバート・キャパ-誰もがボブに憧れた』展 text 影山虎徹
報道写真とは、戦場や災害被災地など、「現場」にいない人間にそこで起きていることを伝えるジャーナリズムの役割を一般に担う。その役割には、即興性が必要であり、いわゆるタイムリーな時期を過ぎると、ほとんどの報道写真は価値を失っ
【News】七里圭監督イベント!4/26 音から作る映画1「映画としての音楽」/『眠り姫』アンコール上映(15回目)@UPLINK
映画を音から作り始める実験的制作の、ワーク・イン・プログレス第1弾。まずは、通常の映画制作なら最後にmixされる、音楽を発表する。しかし、これは単なる映画音楽のライブではない。まだ目覚めぬ映画を呼び起こす、声と響き。やが
【News】5/31公開★世界各地で消え続けるみつばちの現状を追ったドキュメンタリー『みつばちの大地』
みつばちがいま、世界各地でいなくなっていることを知っていますか? 大昔から花粉を交配し、地球の生命を育んできたミツバチが、現在、大量にいなくなっている。スイスのイムホーフ監督は世界中を旅して、その実情を取材し、原因を徹底
【News】4/18〜いよいよ開催・恒例『優れたドキュメンタリーを観る会 vol.30』@下高井戸シネマ
優れたドキュメンタリー映画を観る会 vol.30 “もうひとつの家族” 誰にも 家族同然と呼べる仲間がいる。心開いて 生きる喜びを 分かち合うことの出来る もうひとつの家族。—優れたドキュメンタリー映画を観る会 飯田光
【News】滝川クリステルさんが久びさの「プレゼン」で地球の魅力を語る! 映画『ネイチャー』 世界最速3D試写会イベントレポート
『ディープ・ブルー』『アース』のBBC EARTH史上初、ハリウッド最高の3D技術で地球上の未知なる大自然を捉えた、究極のネイチャードキュメンタリー映画『ネイチャー』が、5月2日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほかに
【News】4/16開催★カナダ大使館E・H・ノーマン図書館 スピーカー・シリーズ 「マクルーハンの跡を追って:『メディア論』刊行50周年」上映+トーク
カナダ大使館 E・H・ノーマン図書館スピーカー・シリーズでは、学者や作家、芸術家をゲストに招いて講演会をおこない、カナダとカナダの視点をご紹介しています。 2014年はマーシャル・マクルーハンの「Understandin
【News】今年も世界は「4.26」をむかえる★4/26-5/2開催「28年目のチェルノブイリ」
普通の生活の裏側に恐怖は潜んでいる/いつ現実になるか知れない信じられない出来事が地球を破壊する/その後に、真実を知る事になるのだ―映画『アンビリーバブル・トゥルース』より ポレポレ東中野では、4月26日より毎年恒例の企画
【Preview】アニメーションとドキュメンタリーが交わる??――〈GEORAMA 2014〉開催!! text 岩崎孝正
「本誌neoneo02号、03号に連載されている土居伸彰氏のコラム『アニメーションとドキュメンタリーが交わるとき』を参考に、『GEORAMA 2014』の紹介記事を書いてください」と編集部の萩野さんから電話があった。アニ
【News】新しいスタートを切った台湾国際ドキュメンタリー映画祭★2014年度コンペティション部門の作品募集を開始!
アジアを代表するドキュメンタリー映画祭の一つである、台湾国際ドキュメンタリー映画祭は1998年から隔年で開催され、2006年以降は台中市の国立美術館を主な会場としてきました。そのため、同じく隔年開催の山形国際ドキュメンタ