【Interview】“他者の視点”で見続けた部落問題〜『私のはなし 部落のはなし』満若勇咲監督インタビュー

インターネット上の誹謗中傷やヘイトクライムが問題視されるなか、長く日本に顕在してきた部落差別の問題に、正面から向き合ったドキュメンタリー映画が誕生した。『私のはなし 部落のはなし』205分の大作だ。監督は満若勇咲。現役の

【Interview】 「言葉の映画」を撮る『れいわ一揆』原一男(監督)×島野千尋(プロデューサー)

原一男監督と島野千尋プロデューサー 2019年夏の参議院選挙に立候補した安冨歩氏(東京大学教授)をはじめとする「れいわ新選組」のメンバーを追った原一男の新作ドキュメンタリー『れいわ一揆』が、全国で公開されている。コロナ禍

【寄稿】「映画の適切な長さ」とは?〜『毎日映画コンクール』選考委員たちに問う text 原一男

現在『ニッポン国VS泉南石綿村』が公開中の原一男監督から、さる1月に発表された『第72回毎日映画コンクール』の講評に対する公開質問の文章が寄せられた。具体的には、講評にあった(映画の)「適切な時間」という表現に対する違和

【News】8/26(金)~28(日)開催! 第9回シューレ大学国際映画祭「生きたいように生きる」

原一男監督『MINAMATA NOW! 特別編集版』デモクラティック教育をめぐるドキュメンタリー『FREISTUNDE -一日中何もしない-』などこの夏、ここでしか見られない作品が目白押し! シューレ大学は、「自分は何者

【新刊】好評発売中!ドキュメンタリーマガジン「neoneo」#07 ノンフィクション×ドキュメンタリー/よみがえれ土本典昭

6月末発売! ドキュメンタリーマガジン「neoneo ♯07」[特集1]ノンフィクション×ドキュメンタリー 文章と記録映像のあいだ[特集2]よみがえれ土本典昭 没後8年 水俣病公式確認60年森達也×ノンフィクション、原一

【News】5/31(火)まで作品募集!2016年8月26日(金)〜28日(日)開催 第9回シューレ大学国際映画祭「生きたいように生きる」

公募部門トークショー:左から『兄 おにい』米田愛子監督、『自分と天道虫と首吊りの部屋』中村光男監督 生きたいように生きたい。そのような思いを表現に結びつけている人々と出会い繋がり、共に映画で世界を変えていく シューレ大学

【News】幻の原一男監督作品DVDがついに発売!12月は『極私的エロス・恋歌1974』!能町みね子との対談も収録!

レンタルショップでも並ばず、天井知らずの高額プレミア化していた原一男監督(『ゆきゆきて、神軍』)の幻の傑作ドキュメンタリー映画のDVDを再発されることになりました。各作品の映像特典には原一男監督と荻上チキ(評論家・ラジオ

【News】原一男ホームページがリニューアル&密着番組 9/12・14「ゆきゆきて、原一男〜反骨のドキュメンタリスト 70歳の闘争〜」WOWOWにて放送

原一男監督の公式サイトがリニューアルされました。これから新作公開情報などを、随時更新していきます。『CINEMA塾』アーカイブなど、中身を充実させていきますので、ぜひチェックしてください。 ドキュメンタリー映画の鬼才 原

【連載】原一男の「CINEMA塾」傑作選〜 テレビ・ドキュメンタリーの青春②〜 原一男×村木良彦×芹沢俊介 第2回 上映後 芹沢俊介の講演

原一男の「CINEMA塾」傑作選〜 テレビ・ドキュメンタリーの青春〜原一男×村木良彦×芹沢俊介 <第1回 原一男×村木良彦の講演はこちら> 於1998年10月23日 大阪シネ・ヌーヴォー 第二回OSAKA 「CINEMA

【連載】原一男の「CINEMA塾」傑作選〜 テレビ・ドキュメンタリーの青春①〜 原一男×村木良彦×芹沢俊介

私が今日、作り手としてあるのは、多くの先達の作品を貪るように観て、真綿が水を吸い込むように、そのエッセンスを学んだことが大きいと思っているが、映画だけではなくテレビの作品もまた刺激的なテキストであった。ドキュメンタリーに

【対談】佐々木誠×原一男 『マイノリティとセックスに関する、極私的恋愛映画』に関する、極私的対談

対談:佐々木誠×原一男『マイノリティとセックスに関する、極私的恋愛映画』に関する、極私的対談 これまでに『Fragment』(06)、『INNERVISION』(13)、『バリアフリーコミュニケーション 僕たちはセックス

【連載】原一男のCINEMA塾’95 ③ 深作欣二×原一男×小林佐智子×荻野目慶子×金久美子「エロス篇」  

原一男監督が1995年、山口県萩市で立ち上げた「CINEMA塾」。第1回目のゲストは故・深作欣二監督。「ヴァイオレス篇」「虚構篇」と続いた連続対談の3日目は「エロス篇」だ。『忠臣蔵外伝 四谷怪談』(監督:深作欣二、94)

【連載①】原一男の「CINEMA塾」’95 深作欣二×原一男「ヴァイオレンス篇」

1995年、山口県萩市の「HAGI国際映画祭」の場で、私は“活動屋宣言”を掲げて「CINEMA塾」を立ち上げた。“活動屋”の活動とは、活き活きと、ダイナミックに生きること、屋とは、プロフェッショナルでありたい、という意味

【Interview】なぜ今、セルフドキュメンタリーを探るのか〜newCINEMA塾  原一男監督10,000字インタビュー

「CINEMA塾」は、原一男監督による“映画の私塾”である。1995年以来、山口・東京・大阪など様々な場所とかたちで、映画に関する合宿・講座・ワークショップが断続的に行われてきた。小林聖太郎(『かぞくのひけつ』)、リム・

【News】4/26いよいよ開講! new CINEMA塾『極私の系譜〜映像の中の欲望(わたくし)たち〜』

 映画監督の原一男です。今年の春、4月から、new「CINEMA塾」講座を開講します。1年かけて、計12回。場所は、アテネフランセ。 私は、ドキュメンタリーに関わって40年。この年になり、ドキュメンタリーとはなんだろうか