Author Archives: neoneoweb2017

【Interview】あらゆる人間が望む2つのことは、愛と安全です。 『祝福 ~オラとニコデムの家~』アンナ・ザメツカ監督インタビュー 

あらゆる人間が望む2つのことは、愛と安全です。 『祝福 ~オラとニコデムの家~』 アンナ・ザメツカ監督インタビュー ワルシャワ郊外のとあるアパートの中では、アルコール依存の問題を抱える父と、別居して他の男性と暮らしている

【連載】「ワカキコースケのDIG!聴くメンタリー」 第30回 『Orson Welles “The War of the Worlds”』

「ワカキコースケのDIG!聴くメンタリー」第30回 Orson Welles “The War of the Worlds” 火星人襲来を臨時ニュース風に伝え、 真に迫りすぎて全米を混乱させた伝説の番組の完全収録盤。 ラ

【Review】イメージの≪層=レイヤー≫と≪断絶≫ -『あなたはわたしじゃない サロメの娘 ディコンストラクション』 text 永井里佳子

どことも知れぬ白い部屋で一人の若い女が独白している。どこからともなく現われ踊る身体。その先には、これまでのイメージの層が連なっており、いつの間にかその間を行き来していた。 「映画をサウンド・トラックから作り始めたら、どう

【NEWS】6/29(金)まで募集中!  第11回シューレ大学国際映画祭「生きたいように生きる」

昨年(第10回)の映画祭の様子 第11回シューレ大学国際映画祭(8/24-26開催) 映像作品募集します!! 来年で11回目、そして10周年でもあるシューレ大学国際映画祭。 これまでたくさんの方から作品をお寄せいただき、

【News】6/29開催 !ワカキコースケのDIG!聴くメンタリー 出張編     @たまプラーザ・3丁目カフェ

ワカキコースケのDIG!聴くメンタリー 出張編 atたまプラーザ・3丁目カフェ うわさのレコード・イベント「聴くメンタリー」が、ついに青葉区初出張 三丁目カフェをドキュメントな音まみれにするコーフンの一夜がやってくる!

【News】6/22より開催 「モアナ 南海の歓喜」公開記念 公開講座 ロバート・フラハティとドキュメンタリーの変容

「モアナ 南海の歓喜」公開記念 公開講座  ロバート・フラハティとドキュメンタリーの変容 ロバート・フラハティ監督作品『モアナ 南海の歓喜』(1926年制作/1980年サウンド版/2014年デジタル復元版)が劇場公開され

【連載】「ポルトガル、食と映画の旅」第18回 ジョアン・サラヴィーザ、リスボンの闇と光

「ポルトガル、食と映画の旅」 第18回 ジョアン・サラヴィーザ、リスボンの闇と光 前回 (第17回) はこちら 映画監督ジョアン・サラヴィーザの名前に出会ったのは、2016年1月のことだった。リスボンのシネマテカ館長の特

【News】6/16(土)〜29(金) 没後10年特別企画 土本典昭特集 @ポレポレ東中野

没後10年特別企画  土本典昭特集 〜土本典昭と同時代を生きた仲間たち〜 水俣病を撮り続けたドキュメンタリー映画の巨匠、土本典昭監督が亡くなって今年で10年。代名詞である『水俣—患者さんとその世界—』『不知火海』などの水

【News】6/15(金)〜17(日) 第7回うらやすドキュメンタリー映画祭 開催!

第7回うらやすドキュメンタリー映画祭  ~浦安から持続可能な社会を考える~ 2006年から浦安でドキュメンタリー映画の上映活動を始めましたが、ドキュメンタリー映画により身近に触れていただくため、千葉・浦安のイベント的な要

【連載】「ワカキコースケのDIG!聴くメンタリー」 第29回『土佐源氏/坂本長利』

「ワカキコースケのDIG!聴くメンタリー」 第29回 現在も公演が続く一人芝居『土佐源氏』は、かつて音盤化されていた。 民俗学の名作が演劇になり、また記録される。 異色の味わいの聴くメンタリー。 超ロング公演を続ける『土

【News】6月2日(土)開催 ドキュメンタリー映画のプロデューサーって何だ? 工藤充の仕事 @シネマハウス大塚

6月2日(土)開催@シネマハウス大塚 ドキュメンタリー映画のプロデューサーって何だ?  工藤充の仕事 2014年10月に亡くなった映画プロデューサー工藤充。 戦後すぐの頃から約60年間に渡り、ドキュメンタリー映画を中心に

【小特集★世界の映画祭】ヨーロッパのドキュメンタリー映画祭を訪ねて② 〜チェコ・イフラヴァ国際ドキュメンタリー映画祭(Ji.hlava)〜 text 中山和郎

上映前舞台挨拶の模様 ヨーロッパのドキュメンタリー映画祭を訪ねて② 〜チェコ・イフラヴァ国際ドキュメンタリー映画祭(Ji.hlava)〜 イフラヴァと聞いてどこの国の都市かわかる人は日本ではごく一握りではないでしょうか。

【News】小森はるか+瀬尾夏美の新作「二重のまち/交代地のうたを編む」出演者募集!

「二重のまち/交代地のうたを編む」出演者募集!  締め切り:2018年5月31日(木) 小森はるか+瀬尾夏美の新作「二重のまち/交代地のうたを編む」に出演する方を募集します。 出演者は岩手県陸前高田市に約2 週間滞在し、

【連載】「ポルトガル、食と映画の旅」 第17回 アソーレス、大西洋の小さな島々 Ⅲ text 福間恵子

アソーレス諸島間のルートマップ 福間恵子の「ポルトガル、食と映画の旅」 第17回 アソーレス、大西洋の小さな島々 Ⅲ (第16回からつづく) 2014年7月12日午前9時、サン・ミゲル島の空港からアソーレス諸島最西端の島

【Review】『スーパーシチズン 超級大国民』の日本公開と「台湾巨匠傑作選・2018~ニューシネマの季節」と台湾 text 吉田悠樹彦

ワン・レンの代表作 台湾映画のニューシネマの代表作家の一人のワン・レン監督による『スーパーシチズン 超級大国民』が日本で公開された。この作品はシリーズ3部作<『超級市民』(1985年・日本未公開)、本作(1995年)、『

【小特集★世界の映画祭:台北】5/4-13開催。台湾国際ドキュメンタリー映画祭 プログラムディレクター・林木材氏インタビュー

林木材氏 台湾国際ドキュメンタリー映画祭(TIDF)は、1988年から2年に一度開催され、今年は満20周年となる。林木材氏が2014年にプログラムディレクターに就任してから、今回で3度目。これまでを振り返りつつ、台湾にお

【小特集 世界の映画祭★プノンペン】「カンボジア国際映画祭2018」現場レポートtext 歌川達人

CIFFオープニング会場とレッドカーペット 2018年3月5〜11日に開催され、第8回を迎えたカンボジア国際映画祭。 拙作“Cambodian Textiles” (邦題:カンボジアの染織物) が「Glimpse of

【News】5月3日(木)4日(金)5日(土) メイシネマ祭開催!@小松川区民館ホール

メイシネマ祭  ’18 記録と記憶を映す—目から鱗・・・のドキュメンタリーの世界 毎年恒例のGWイベント「メイ映画祭」が今年も開催されます。今年で23回目となるこのドキュメンタリーの映画祭は、小岩でガスの販売

【寄稿】「映画の適切な長さ」とは?〜『毎日映画コンクール』選考委員たちに問う text 原一男

現在『ニッポン国VS泉南石綿村』が公開中の原一男監督から、さる1月に発表された『第72回毎日映画コンクール』の講評に対する公開質問の文章が寄せられた。具体的には、講評にあった(映画の)「適切な時間」という表現に対する違和

【Review】なんのためにいのちをなげうつかー『ラッカは静かに虐殺されている』 text 井河澤智子

『ラッカは静かに虐殺されている』ショッキングなタイトルだが、これは2014年にラッカを制圧した「IS」に対抗すべく、密かに市民によって結成されたジャーナリスト集団の名称である。 2011年以降混迷を極めるシリア内戦。20

【News】4/14(土)〜20(金) 優れたドキュメンタリー映画を観る会 vol.34 @下高井戸シネマ

優れたドキュメンタリー映画を観る会 vol.34 “さよなら  さんかく  またきて  しかく”  四角はスクリーン、スクリーンは映画館。映画館で観ようよドキュメンタリー! 「優れたドキュメンタリ

【小特集★世界の映画祭】ベルリンで存在感を増すドキュメンタリー「ドック・サロン」今年から text 植山英美

『アクト・オブ・キリング』プロデューサーシーネ・ビュレ・ソーレンセンも登壇のセミナー ベルリン国際映画祭映像マーケット部門EFM(ヨーロピアン・フィルム・マーケット)では、EDN (ヨーロピアン・ドキュメンタリー・ネット