Author Archives: neoneoweb2017

【Review】「らしさ」という枠組みから抜けて『ソニータ』  text くりた

突拍子もない話のように聞こえるかも知れないが、私は『ソニータ』を観おわったあとポール・ヴァーホーヴェン監督作品の『エル ELLE』のことを思い出した。ご存じの方も多いのは承知の上で説明すると、『エル ELLE』とはフィリ

【連載】開拓者(フロンティア)たちの肖像〜 中野理惠 すきな映画を仕事にして 第57話 第58話

開拓者(フロンティア)たちの肖像〜 中野理惠 すきな映画を仕事にして<前回 第55話 第56話 はこちら>第57話 出版とりやめと『娘道成寺 蛇炎の恋』『旅の贈りもの』の反応予想を上回る動員だったからだろう、

【News】10/11(水) 〜全5回開催 映画の教室2017 色彩の探求 @東京国立近代美術館フィルムセンター

映画の教室2017 色彩の探求大好評を博した「映画の教室2017 素材から観る日本アニメーション」に続き、2017年10月からはフィルムの“色”に迫る全5回の「映画の教室2017 色彩の探求」がフィルムセンターで開催され

【寄稿】プリズムを束ねるー『禅と骨』を観てー text 鈴木一誌

『禅と骨』(プロデュース・監督・構成=中村高寛)を観ながら「新たな領域に踏み込んだドキュメンタリーだ」と感じる。が、作品を発表するとは、なんらかのかたちで新たな領域に踏みこもうとするのだから、『禅と骨』では「踏み込み方が

【連載】「ポルトガル、食と映画の旅」第10回 アルガルヴェ、ポルトガルのなかの異郷 text 福間恵子

福間恵子 ポルトガル、食と映画の旅第10回 アルガルヴェ、ポルトガルのなかの異郷<前回 第9回 はこちら>2007年冬、それまで敬遠していた南部アルガルヴェ地方への旅に出た。アルガルヴェは、ポルトガル南部の海に面した地中

【News】10/7・10/8開催!ワカキコースケのDig!聴くメンタリー ~ヤマガタ出張編~ ~Dig ! Documentary Records~

ワカキコースケのDig!聴くメンタリー~ヤマガタ出張編~~Dig ! Documentary Records~音楽以外の「ドキュメンタリー・レコード」をご紹介する好評イベントがヤマガタで出張開催!時事問題、講演、乗り物、

【自作を語る】『デンジャラス・ドックス』 text ガスパール・クエンツ (『渦 UZU』監督)

毎年秋に松山道後で行われる喧嘩祭りの話を初めて聞いたのは、2014年の夏、映画プロデューサー辻本好二氏からだった。日本に「喧嘩祭り」と呼ばれる激しい祭りがあることは知っていたものの、向かい合った二体の大神輿が真正面でぶつ

【Interview】自分の中の「殻」をいかに崩すか――『禅と骨』中村高寛監督インタビュー text 若林良

長編処女作『ヨコハマメリー』で大きな称賛を浴びた、中村高寛監督の新作『禅と骨』が公開されている。前作から実に11年、満を持しての新作は、「ドキュメンタリー」という枠に留まらない、さまざまな野心に満ちた怪作であり、快作であ

【Review】差別のなかで自身の根源的なルーツを切望する少女の過去と現在‐‐『サーミの血』 text大内啓輔

 (c) 2016 NORDISK FILM PRODUCTION 『サーミの血』という題名だけを聞くと、本作が「サーミ人」という固有の民族をめぐる物語であると想起するかもしれない。自身もサーミの血をひくという監督のアマ

【News】10/15(日)開催! ドキュメンタリーマガジン「neoneo」9号刊行記念 「柳澤壽男・障がい者ドキュメンタリー傑作選」2本立て上映+トーク @UPLINK FACTORY

ドキュメンタリーマガジン「neoneo」9号刊行記念 「柳澤壽男・障がい者ドキュメンタリー傑作選」2本立て上映+トーク2017/10/15(日)  渋谷・アップリンクにて【日時】2017/10/15(日)『ぼくのなかの夜

【連載】開拓者(フロンティア)たちの肖像〜 中野理惠 すきな映画を仕事にして 第55話 第56話

開拓者(フロンティア)たちの肖像〜 中野理惠 すきな映画を仕事にして第55話 『旅の贈りもの 0:00発』その1<前回 第53話 第54話はこちら>『大阪発0:00』もう少しで完成だったその作品は、『大阪発0:00』と題

【Review】言葉のもつ力 ~『もうろうをいきる』(西原孝至監督)text 大久保渉

「戦争するな!」路上で声を揃えて絶叫する群衆。「どこ見て政治やってんだよ!」声を枯らしながら怒鳴る男性。2015年6月から毎週金曜日に国会議事堂前で安保関連法案に対する抗議活動を開始した学生団体「SEALDs」(シールズ

【News】9/16(土)~22(金) 今年も開催!福島映像祭2017@ポレポレ東中野

福島映像祭2017今年で5回目となる福島映像祭2017の上映作品、イベントが決定しました。開催日程は2016年9月16日(土)~9月22日(金)です。福島にまつわる最新ドキュメンタリーから地元テレビ局のローカルニュースま

【Interview】かつて本気で三里塚に関わった人を訪ねて 『三里塚のイカロス』 代島治彦(監督)×加藤孝信(キャメラマン)

代島治彦監督(左)、加藤孝信キャメラマン(右)かつて本気で三里塚に関わった人を訪ねて『三里塚のイカロス』 代島治彦(監督)×加藤孝信(キャメラマン)インタビュー『三里塚に生きる』から3年。代島治彦監督が、同じ三里塚を舞台

【Review】現在と沖縄戦後史の間に回路を切り開くドキュメンタリー『米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー』text 松田潤

沖縄戦後史は1972年の施政権返還を境に日本国史(戦後日本史)へと再編入された。しかし、両者を「戦後」という歴史認識においては一括できない質の違いが今も現前としてある。というより、「戦後」なるものの不在こそが沖縄の戦後史

【News】9/9(土)~9/17(日) 小川紳介没後25周年: ドキュメンタリーの大宇宙「小川プロダクション・三里塚とあの時代1967-1973」@シアター・イメージフォーラム

『三里塚のイカロス』公開記念/小川紳介没後25周年:ドキュメンタリーの大宇宙小川プロダクション・三里塚とあの時代1967-1973ドキュメンタリーの巨人・小川紳介と小川プロダクションが記録した三里塚とあの時代。『三里塚の

【Interview】根底は「ひとりの人間の強さ」を描くこと――『リベリアの白い血』福永壮志監督インタビュー text 若林良

 渋谷アップリンク他で公開中の『リベリアの白い血』。前半をリベリア、後半をニューヨーク(以下:NY)というふたつの国を舞台とした作品で、リベリアのゴム農園で過酷な労働を強いられる主人公シスコが単身アメリカに渡り、都会の中

【News】9/7日(木)〜9/10日(日) 第9回福岡インディペンデント映画祭 開催!

 例年とは違った試み — 10周年を見据えて2009年に始まった福岡インディペンデント映画祭も今年で9回目。〈福岡インディペンデント〉と言えば、応募作すべてを上映するという意欲的、挑戦的な試みに加え

【特報】作品募集開始!2018年夏「東京ドキュメンタリー映画祭」開催(主催・neoneo編集室)

2017年9月1日募集開始!メールと動画URLだけで簡単に応募できる!テレビ・映画・ネット動画の垣根を取り払った「東京ドキュメンタリー映画祭」が誕生!neoneo編集室では、より多様なドキュメンタリーの製作・発表の場の確