【特別寄稿】心の奥へと続く狭い道 2023年「山形ドキュメンタリー道場」記 text ルオ・イーシャン(羅苡珊)

「山形ドキュメンタリー道場」は山形県の温泉地に、新作に取り組むアジアの映像作家たちが長期滞在し、国際交流を通して思考を深める創作滞在プログラムだ。参加者は日常を離れ、集中した時間と場所で製作中の作品を新たな目で見直す。ワ

【Review】対話鑑賞で広がる世界ーー『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』 text 金澤朋香

2022年12月に開催した第5回東京ドキュメンタリー映画祭では、常駐のスタッフ以外でもさまざまなボランティア・インターンの方のご尽力をいただいた。観客対応やSNSの更新のほか、上映作品の中から作品を選定し、それぞれ批評を

【Review】マエルストロム(大混乱)との対峙ーー『マエルストロム』 text 伊東朋香

2022年12月に開催した第5回東京ドキュメンタリー映画祭では、常駐のスタッフ以外でもさまざまなボランティア・インターンの方のご尽力をいただいた。観客対応やSNSの更新のほか、上映作品の中から作品を選定し、それぞれ批評を

【Report】中国ニューシネマのあるトレンド text 王穆岩

2022年9月から11月にかけ、シアター・イメージフォーラムでの上映を皮切りに、第36回イメージフォーラム・フェスティバル(IMF)が行われた。「アンダーグラウンドを再想像する」と題され、「“アンダーグラウンド”という言

【Review】胡波の短編映画について text 佟珊

2022年9月から11月にかけ、シアター・イメージフォーラムでの上映を皮切りに、第36回イメージフォーラム・フェスティバル(IMF)が行われた。「アンダーグラウンドを再想像する」と題され、「“アンダーグラウンド”という言

【TDFF特別Review】閉店の先にも希望はある――『ポラン』text 井上健一

「役割を終わったものは、ぐるぐるぐるぐる回るんですよ。物事は巡らなくちゃいけない。循環しなくちゃいけない」 これは、ドキュメンタリー映画「ポラン」の中で2021年2月に店舗の営業を終了した古本屋「ポラン書房」の店主・石田

【TDFF特別Review】“歴史戦”との闘い最前線――『標的』text 松崎まこと

「反日」そして「歴史戦」。こうした言葉が、いつしか頻繁に、耳に入ってくるようになった……。  そんなご時世に、思い描いていたライフプランが、一瞬にして灰燼に帰した男がいる。本作『標的』の主人公、植村隆だ。  朝日新聞記者

【TDFF特別Review】映像の官能性と物語性について――『私はおぼえている:竹部輝夫さんと中津の記憶』text 寺本郁夫

10人の鳥取の古老たちが幼少時からの思い出を語る224分に及ぶ波田野州平監督の連作『私はおぼえている』の一篇。老人の語る姿を正面からのカメラがひたすらに見据える。そんな映画に、なぜこれほど目を凝らして見入ってしまうのか。

【Interview】パンキシ渓谷は「世界の縮図」――『アダミアニ 祈りの谷』竹岡寛俊監督インタビュー

今年で5回目を迎える東京ドキュメンタリー映画祭が12月10日(土)〜12月23日(金)まで新宿K’s cinemaにて開催される。今年は2週に拡大。 この度、東京ドキュメンタリー映画祭2022の長編コンペティション部門に

【Interview】なぜ、オーストラリア人の私が「東京大空襲」を選んだのか――『ぺーパー・シティ』エイドリアン・フランシス監督インタビュー

今年で5回目を迎える東京ドキュメンタリー映画祭が12月10日(土)〜12月23(金)まで新宿K’s cinemaにて開催される。今年は2週に拡大。 この度、東京ドキュメンタリー映画祭2022の長編コンペティション部門にノ

【News】「東京ドキュメンタリー映画祭2022」プレイベント 開催!

多摩美術大学TUBでは、「東京ドキュメンタリー映画祭2022」(12月10日(土)〜12月23日(金)まで新宿K’s cinemaにて開催)のプレイベントとして、シンポジウム「もっともっとドキュメンタリーを盛りあげたい!

【News】東京ドキュメンタリー映画祭2022 予告編&各コンペ部門のプログラマーのインタビュー解禁!

今年で5回目を迎える東京ドキュメンタリー映画祭が12月10日(土)〜12月23日(金)まで新宿K’s cinemaにて開催される。今年は2週に拡大。 今年も「短編」「長編」「人類学・民俗映像」の各コンペティション部門の厳

【News】「現代アートハウス入門 ドキュメンタリーの誘惑」 2022年10月22日(土)より、ユーロスペースほか全国順次開催!

ミニシアターという呼称で1970年代から親しまれてきた「アートハウス」は、世界中の映画と刺激を求める観客が出会う場所であり、未来の映画作家のみならず、さまざまな芸術に関連した人材を育む温床としての役割を担ってきた。その「

【自作を語る】天才映画詩人の光と影を描く『映画になった男』 text 金子遊

 大学に入ったばかりの頃、僕はいつも雑誌「ぴあ」のオフシアター欄をチェックして、アヴァンギャルド映画や実験映画ばかりを観ていた。あるとき、渋谷で伝説的な『初国知所之天皇』(73)が上映されることを知り、渋谷の会場へ観にい

【News】「ジェンダー・ギャップ映画祭」が12月にユーロスペースで開催!

12月4日(土)〜10日(金)の1週間、ユーロスペースにて「ジェンダー・ギャップ」映画祭が開催される。上映されるのは1935年の中国映画『新女性』から来年劇場公開が予定されている日本映画『ある職場』までの計15作品。日本

【News】東京芸術祭2021 日本や世界のいまに出会える映像配信プログラム8本をラインアップ

コロナ禍で国境を越えたアーティストの移動や、上演作品の招聘が困難となるなか、映像を通じて、世界や日本各地で活躍する表現者の取り組みにフォーカスする配信プログラム8本がラインアップされている。 東京芸術祭は、東京の多彩で奥

【Report】当たり前の自由を勝ち取った「表現の不自由展かんさい」 text 宮崎真子

 「表現の不自由展」がたどった道のり  7月18日大阪天満橋朝8時過ぎ、既にむっとする暑さ!「表現の不自由展かんさい」最終日。会場のエル・おおさか(大阪府立労働センター)入り口には入場の為の整理券を求める老若男女市民がず

【Interview】犬の視点から人間を問う――『犬は歌わない』監督インタビュー text 金子遊&ムーリンプロダクション

 現在、全国で劇場公開中の異色の動物ドキュメンタリー『犬は歌わない』。SNS上では公開直前に告知された警告文「本映画は都会で生きる”野生”の犬の視点で描かれています。一部過度に残酷と感じられる可能性があるシーンがあること

【対談】黄インイク×井上修×野嶋剛 世代を超えたドキュメンタリストが語り合うーー『緑の牢獄』公開記念特別対談

左から井上修氏、黄インイク監督、野嶋剛氏 2021年3月23日、アンスティチュ・フランセ東京で、西表島の炭鉱をめぐる台湾人移民をテーマとしたドキュメンタリー『緑の牢獄』の完成披露試写会、および特別対談が行われた。参加者は

【Report】IFFR&Berlinale2020 <ベルリン国際映画祭編> text歌川達人

世界の多様性に出会える社会派ベルリン国際映画祭 今年で第70回を迎えるベルリン国際映画祭。今年からArtistic Directorが交代し、ロカルノ国際映画祭でArtistic Directorを務めていたCarlo

【Review】『映像の新境地を求めてー第11回 恵比寿映像祭「トランスポジション 変わる術」から』 text 吉田悠樹彦

Hardcore Ambience企画「Another World」:大野松雄《タージ・マハル旅行団「旅」について》+スペシャルライヴより 提供:東京都写真美術館 撮影:新井孝明 変わる術としての映像文化 映像はバタイユ

【News】クラウドファンディングは10月31日(水)まで! 東京ドキュメンタリー映画祭(主催:neoneo編集室) 

東京ドキュメンタリー映画祭(主催:neoneo編集室) 2018年12月1日−12月14日 新宿ケイズシネマにて開催! クラウドファンディングご協力のお願い neoneno編集室が主催する「東京ドキュメンタリー映画祭」が