Author Archives: neoneoweb2017

【はじめての小川紳介 特集③】 ドキュメンタリストの眼⑥全長版 大津幸四郎 text 金子遊

大津幸四郎はドキュメンタリー界を代表するカメラマンである。岩波映画製作所の助手時代を経て、映画監督の小川紳介と組んで『圧殺の森』や『日本解放戦線 三里塚の夏』といった不朽の政治映画を撮り、土本典昭の「水俣シリーズ」の撮影

【News】YIDFF 2013 プレ・イベント ~山形映画祭の生みの親~ 映画作家 小川紳介 山形を穫る

  なぜ山形でドキュメンタリー映画祭が行われることになったのか? 上山市牧野にプロダクションごと移り住み、自給自足の生活を続けながら山形で映画を撮り続けた小川紳介監督。今もなお、世界の映画作家を鼓舞しつづける彼

【News】YIDFF 2013 (山形国際ドキュメンタリー映画祭)ボランティア大募集!

YIDFF 2013 ボランティア大募集! ひと味違った映画祭の楽しみ方のご提案。山形国際ドキュメンタリー映画祭にボランティアとして参加してみませんか? 毎回各方面から絶賛されているのがボランティアさんの力による、あたた

【はじめての小川紳介 特集②】存在し得ない義人たちの連帯(完全版)―山形での小川紳介― text 阿部・マーク・ノーネス

以下の原稿は日本のドキュメンタリー映画史・特に小川プロを研究している阿部・マーク・ノーネス氏(ミシガン大学教授)が『neoneo 02』用に寄稿してくださった原稿です。雑誌(p70に掲載)では文字数の都合で一部割愛せざる

【はじめての小川紳介 特集①】小川紳介レトロスペクティブ in ニューヨーク text 溝口尚美

2013年6月7日〜18日。 “The Films of Shinsuke Ogawa “と題し、小川紳介監督の13作品と、彼に関連する映画3作品が、ニューヨークのアンソロジー・フィルム・アーカイブス(*1)のレトロスペ

【News】7/14(日)「シネマタイフーン」@東京経済大学

シネマ・タイフーン: 記憶の表象、表象の記憶――「フクシマ」を撮るとはどういうことか」 カルチュラル・タイフーン会期中の恒例である映画上映会「シネマ・タイフーン」、今回は<記憶>と<表象>をテーマとして、3本の映画を上映

【投稿】2つの「フタバ」から見えるもの―― 似て非なるそのアプローチ text 正木斗周

311以降の福島県双葉郡双葉町を描いた映像作品は、テレビ放送も含め、何本かあるようだ。ここでは、そのうち『フタバから遠く離れて NuclearNation』(舩橋淳監督)と『原発の町を追われて~避難民・双葉町の記録』(制

【News】7/27に伝説復活! 黙壺子フィルム・アーカイブ トリビュート

安岡卓治氏と柳下毅一郎氏のトーク×アングラ映画覆面上映……あやしいプログラムで、没後25年の佐藤重臣を追善黙壺子フィルム・アーカイブトリビュート7月27日(土)18:00~明大前の小劇場・宇宙館 http://wuchu

【Report】90歳のジョナス・メカスを追いかけて 第2回(全3回)~パリ・後編~ text 小山さなえ

2012年12月15日(土)にパリ、ポンピドゥー・センターで開催された「往復書簡」特集上映のイベント「ジョナス・メカス×ホセ・ルイス・ゲリン対談(Q&A)」。新旧を代表する気鋭の映画作家による映画への愛が熱く語られた貴重

【Review】「東北」を移動する記録映画〈ロードムーヴィー〉酒井耕&濱口竜介「東北記録映画三部作」 text 岩崎孝正

『なみのおと』 濱口竜介&酒井耕監督の『なみのおと』『なみのこえ』(新地町、気仙沼)『うたうひと』は、8時間にわたる記録映画だ。『なみのおと』は岩手県宮古市田老から福島県の相馬郡新地町、『なみのこえ』は相馬郡新地町と宮城

【News】7/6‐26開催★追悼上映「イワサヒサヤとはナニモノだったのか?」

~遊びをせんとや生れけむ~ 岩波映画の共闘集団「青の会」から出発し、前衛映画、テレビ作品を経て、愛するチベットに至った映像作家・岩佐寿弥(1934-2013)。遺作となった『オロ』を含む代表作13作品を、一挙上映! 【日

【News】7/13参院選直前 緊急上映会!「慰安婦」「原発」「沖縄」「憲法」を映画を通して考える

参院選直前 緊急上映会!「慰安婦」「原発」「沖縄」「憲法」4つの争点を、映画を通して考える。7月13日(土)、ドキュメンタリー映画全6タイトル一挙上映!過去の記録の中に、私たちの未来を探る。今夏、参院選が行われます。早け

【News】「風営法ってなんだろう?」7/5、アップリンクで一夜漬け勉強会を緊急開催!

映画「SAVE THE CLUB NOON」presents「齋藤弁護士に聞く!風営法ってなんだろう?」ダンスをさせることは…罪である!?分かるようでやっぱり分からない”風営法”について、齋藤弁護士に聞く! 六本木のクラ

【News】七夕に大本山増上寺から 復興の祈りを発信!岩手の伝統芸能「鬼剣舞」が舞う

鬼剣舞の祈りよ、全国にとどけ!岩手県に1300年続くといわれる伝統芸能・鬼剣舞(おにけんばい)。「伝統芸能」というと何だか難しそうですが、実はとっても激しくてカッコいい踊りなんです。 地元では小さな子からお年寄りまでみん

【Book】テレビ・ジャーナリズムの切実な「危機」を訴える『テレビはなぜおかしくなったのか』text 細見葉介

テレビのニュースやドキュメンタリーを見ていて、「おかしい」と感じる幾ばくかの疑問の正体を解ていく。とりわけ311以降のテレビにおいて、何が報じられず、何が歪められたか———原発事故、生

【News】[鍋講座vol.10]国際コミュニケーション編② 実践! 独立映画の海外展開!

前回大好評だったインディペンデント映画に関わる人々の国際戦略を学ぶシリーズの第二弾。今回は”観察映画”作家として名を馳せる想田和弘監督を招いて、彼の海外展開の為の秘策を学びます!インディペンデント映画を海外で売るには何が

【News】特報!7/20〜23 neoneo meets!vol.03「はじめての小川紳介」開催

ドキュメンタリーカルチャーマガジン『neoneo』02 連動企画小川紳介の映画が、今もあなたを挑発する。観なきゃ損!の“血湧き肉踊る” 厳選プログラム! 「neoneo meets!vol.03! はじめての小川紳介」

【News】『ネットワークでつくる放射能汚染地図』制作者出演! トークイベント 7/6

7月6日(土)第3回 Refocus Project 開催!ときどき現場から ゲスト七沢潔さん 「表現者」の眼差しに触れ、共に対話する参加型トークイベントの場Refocus Project。  7月6日に開催される第3回

【Report & Interview】ゆふいん文化・記録映画祭~地方の映画祭の可能性を探る~ text 藤田修平

温泉で有名な大分県由布市の由布院盆地には二つの映画祭が存在する。ひとつは湯布院映画祭。日本で最初の地方の映画祭であり、1976年の誕生以来、37年の長い歴史を誇り、毎年、夏になると全国から映画(邦画)ファンが集まり、映画

【リレー連載】ワールドワイドNOW増刊号★大阪&香港発/大阪~香港2013春季電影祭つれづれノート ~シネマクロスオーバーの現場を訪ねて text 香猫

|3/17[sun]day スプリング・フィーバー(花粉+黄砂?)に足止めをされ、辛くもたどり着いた最終日の大阪アジアン映画祭。そしてこの日は香港国際映画祭の初日でもあった。映画祭に駆けつけるモチベーションはやはり作品+

【News】カンヌ国際映画祭<ある視点部門>最優秀作品賞受賞 リティー・パニュ監督最新作『The Missing Picture』2014年公開決定!

カンボジアの悲しみの人形たちにカンヌが涙した、第66回カンヌ国際映画祭最大の話題作、2014年公開決定! 私は何年もの間、ある写真を探していた。その写真は、カンボジアがクメール・ルージュに占領されていた1975年から19

【News】若き巨匠ファティ・アキン監督最新作『トラブゾン狂騒曲 ~小さな村の大きなゴミ騒動~』8月公開決定!

緑豊かな美しい村にゴミ処理場を作る政府の役人 vs. 反対する村の人々。滑稽で愚かな人間たちの“罪”をユーモアに包んで訴えるエコロジカル・ドキュメンタリー! ベルリン国際映画祭グランプリ『愛より強く』(04)、カンヌ国際