【連載】ドキュメンタリストの眼⑨ 「パレスチナ映画とその社会」土井敏邦さんトーク

 土井敏邦さんは30年近く、中東情勢とりわけパレスチナを取材してきたジャーナリストである。2010年にその豊富な映像をフッテージを編集して、ドキュメンタリー映画の4部作『届かぬ声—パレスチナ・占領と生きる人々』を完成した

【News】8/4 まで!第 16 回 DigiCon6 ASIA 作品募集中 締切間近!

第 16 回 DigiCon6 ASIA 作品募集中  締切間近! 今年 16 回目を迎える TBS テレビ主催の映像フェスティバル DigiCon6 ASIA では、短編作品のエントリーを8月4日まで受け付けています。

【Review】「生物」としての靖国への共鳴――大浦信行監督 『靖国・地霊・天皇』 text 若林良

この映画について、私は何を語るべきなのか。あるいは、何を語るべきではないのか。鑑賞後の私の中には、そのような問いがぐるぐると回った。恐らく、それはおのずと答えが出るという類のものではない。逆に言えば、おのずと答えが出ない

【ゲスト連載】Camera-Eye Myth/郊外映画の風景論 #05「Neighbors(1) / Daydream/そこそこ楽しい故郷に生きる」 image/text 佐々木友輔

  Camera-Eye Myth : Episode. 5 Neighbors(1) / Daydream 朗読:菊地裕貴音楽:田中文久主題歌『さよならのうた』作詞・作曲:田中文久歌:植田裕子ヴァイオリン:秋

【News】7/20(日)開催★あなたは知っていますか? ニッポンにいるブラジル人のこと――映画『ブラジル ノ ニッポン』上映会 神奈川あーすぷらざにて

移民苦難の歴史は繰り返されるのかあなたは知っていますか? ニッポンにいるブラジル人のこと 言葉の壁教育リーマンショック東日本大震災 次々に立ち現れる課題に、たくましく向かって行く家族の物語――。 美濃加茂市在住の日系ブラ

【News】7/22(火)開催★『リヴァイアサン』の監督を迎えて革新的なラボの活動を聞く創造的かつ危険な夕べ 「映画とハーバード大学感覚民族誌学研究所」

2012年のロカルノ国際映画祭で国際批評家連盟賞を受け、各国の映画祭で上映された今年度屈指の話題作『リヴァイアサン』が、いよいよ8/23(土)よりシアターイメージフォーラムで公開される(他全国順次)。公開に先立ち、監督の

【News】築地市場に取材した初の長編ドキュメンタリー映画『Tsukiji Wonderland (仮題) 』2016年公開予定

築地の地に本社を構え、銀座・築地の地から日本の文化を発信し続けてきた松竹。 松竹では、いま築地市場に息づく日本の誇るべき《文化》を、映画という《文化》で残し、世界そして未来へと伝えていくためのドキュメンタリー映画『Tsu

【News】7/19より公開『ほんとうのうた〜朗読劇「銀河鉄道の夜」を追って〜』

あの日を忘れないように──震災後、宮澤賢治の声を手がかりとして、小説家・古川日出男と仲間たちが見つめ続けた世界。彼らの旅を、カメラが追った2年間。 2011年12月24日、朗読劇「銀河鉄道の夜」が誕生した。 古川が賢治の

【News】8/2(土)開催!『わたしたちに許された特別な時間の終わり』 公開直前試写会+シンポジウム 参加者募集

身近な“自死”を受けとめ、よりよく生きるためにはどうすればよいのか映画『わたしたちに許された特別な時間の終わり』を観て、考える 20代にして自死を選択した若者、そして彼の自死により遺された遺族、友人が、喪失の痛みを乗り越

【News】『収容病棟』イベントレポート★原一男監督、ワン・ビン絶賛トークで “マイケル・ムーアやオッペンハイマーはアホ!”と本音を炸裂!

現代中国を代表するドキュメンタリー映画作家ワン・ビン監督の最新作『収容病棟』が渋谷シアター・イメージフォーラムにて公開されている。台風一過の去る7月12日(土)、本編上映後に、ドキュメンタリー映画監督の原一男氏が登壇する

【News】7/19~9/28 札幌国際芸術祭2014@北海道近代美術館ほか

7月19日から9月28日までの72日間にわたり、札幌国際芸術祭2014が開催される。「都市と自然」をテーマに、ゲストディレクターに坂本龍一を迎えた。 北海道立近代美術館、札幌芸術の森美術館、札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ

【Review】なにがなんでも人生を生き抜くこと――アレハンドロ・ホドロフスキー監督『リアリティのダンス』レビュー text UMMMI.

鬼才・ホドロフスキーが自らの家族をキャストに迎え家族の再生を描く新作様々なイメージで生み出される映画の世界に筆者が感じた喜びとは? これからの人生、なにがあっても生きることに決めた。なにがあっても、死ぬまで生きる、絶対に

【News】7/19・20開催(入場無料!)スーパーカミオカンデの街で科学映画を観よう!「かみおかかがく映画館」

 「センス・オブ・ワンダー」の鉱脈!A rich vein of “Sense of Wonder”!7月の海の日、宇宙科学最先端の町・飛騨市神岡町に2日かぎりの小さな映画館がやってきます。上映さ

【News】映画でつながる。未来がはじまる。――市民上映会のプラットフォーム「cinemo」スタート!

映画でつながる。未来がはじまる。 cinemoへようこそ!cinemo(シネモ)by ユナイテッドピープルは映画をきっかけに、多くの仲間と出会える場所です。映画を観て、出会った仲間と考え、よりよい未来をつくっていきましょ

【News】7/18(金)よりイベント続々開催★パフォーマンスアートの創造的アーカイブプロジェクト――Tokyo Experimental Performance Archive

「Tokyo Experimental Performance Archive」は実験的なパフォーマンスにおける継承と創作のサイクルを促す、創造的アーカイブのプラットフォームを構築していくプロジェクトです。 20世紀初頭

【News】ポレポレ東中野ほかにて公開中!筑豊の炭坑を描いた「ヤマの絵師」の記録〜『坑道の記憶 山本作兵衛』

名もなき炭坑夫の記憶が、世界のアートになった 日本で初めて「世界記憶遺産」に登録された炭坑絵師・山本作兵衛のドキュメンタリー 日本一だった石炭生産地、福岡県・筑豊に生まれた山本作兵衛(1892-1984)は、 14 歳か

【連載】ワカキコースケのDIG!聴くメンタリー 第4回『新日本プロレスの歴史 Vol.Ⅱ』

歴史はナレーションでつくられる 最近はすっかり減ったが、構成作家の仕事を始めてしばらくはスポーツものや歴史ものの番組やビデオを手掛けることが多く、ナレーションを書くのが楽しかった。 両ジャンルには、意外とあそべる要素があ

【News】7/19(土)開催★成蹊大学CAPS主催 第2回連続ドキュメンタリー上映会『長江にいきる 秉愛(ビンアイ)の物語』

ドキュメンタリーとは、「ありのままの現実の記録」であると同時に、作り手が観せたい・伝えたいと思う現実を莫大な映像のなかから切り取り、独立した物語として私たちに提示してくれる一つの〈世界〉です。作り手のメッセージを探り、受

【News】7/12(土)公開★構想から21年、ついに明らかにされた伝説の修道院のすべて――『大いなる沈黙へ グランド・シャルトルーズ修道院』

1984年、撮影許可を求めるが“まだ早い”と断られる 16年後、“準備が整った”と突然連絡がくる そして5年後、世界で初めてベールに包まれた伝説の修道院の全貌が明らかになった 「大いなる沈黙へ」は構想から21年の歳月を費

【News】7/11(金)より★篠田千明 快快脱退後初のソロ公演 It’s my turn series 『機劇〜「記述」された物から出来事をおこす〜』

篠田千明、快快脱退後の本格的なソロ活動第一弾! 東京―タイを移動しながら思考し続ける篠田の、21世紀的「演劇」のあり方 快快を 2012 年に脱退し、タイ・バンコクでの滞在を続けている篠田千明。2015 年発表予定の演劇

【Interview】人形に魂を込めることが、虐殺へのレジスタンスだった――『消えた画 クメール・ルージュの真実』 リティ・パニュ監督に聞く text 萩野亮

リティ・パニュ監督の最新作『消えた画 クメール・ルージュの真実』が7/5(土)より渋谷ユーロスペースで公開される。極左政党クメール・ルージュの時代に生を享け、フランスにおいて劇映画とドキュメンタリーの双方でキャリアを重ね

【Interview】劇映画だけでは撮れない人の魅力に気付く——『中国・日本 わたしの国』ちと瀬千比呂監督インタビュー

中国残留邦人の2世のパワフルな女性の個人史に光を当てる劇映画志望の監督がドキュメンタリーを撮って発見した魅力とは? 現在ユーロスペースで公開されている『中国・日本 わたしの国』。過去の歴史的なつながりや、最近の盛んな経済