【News】12/4(金)座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル2016 プレイベント「戦後70年の原点を見つめて」/コンペ作品も11/30まで募集中!
2015年12月4日(金)開催座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル2016 プレイベント「戦後70年の原点を見つめて」 第7回 座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル(2016年2月7日—11日)開催を記念して、
【Report/Review】映画における空間の拡張性について~七里圭監督作品『ドキュメント・音から作る映画』 text 小川学
映画が時間の連続であるならば、七里圭監督作品が上映される空間は、映画を制作する上で一つの構成要素であり、また、その場で鑑賞している者も映画作品に含まれてしまう一つの要素となっている。映画に関連する全てが内包された空間その
【News】七里圭連続講座『映画以内、映画以後、映画辺境』第3期 第2回(通算第10回)「映像アートと、アート系映画の違いって何?」
おかげさまで、連続講座も第三期。今期はちょいと趣向を変えて、映像を扱う表現が映画だけではないことについて考えてみたいと思います。例えば、美術館やギャラリーで展示上映される映像作品は、なぜアートなのか?映画との垣根はあるの
【News】速報!「映画評論大賞2015」第一次選考 結果発表!
「映画評論大賞2015」第一次選考の結果のおしらせ 去る2015年10月31日をもちまして、「映画評論大賞2015」の募集を締め切りました。全国津々浦々から42編の応募原稿を拝受いたしました。多くの皆さま方のご応募に
【News】11/14(土)・15(日) 伊藤華織写真展『瞬き〜ホスピスでの愛しき日々〜』
『瞬き〜ホスピスでの愛しき日々〜』伊藤華織写真展 2015年11月14日,15日 緩和ケア病棟という、その人の持つ身体的、精神的、および魂の苦痛から解放されるためのケアを受けている人に対し、化粧や整髪など身なりを整え、撮
【News】佐々木友輔監督の新作上映[Epoch]/『チェーンブレイカー』(脚本)/『ビジュアル・コミュニケーション』刊行記念トークイベント
本誌「Camera-Eye Myth/郊外映画の風景論 (2014、 全10回)」で「映画と郊外」の関係性を論じ、風景論の新たな地平を切り開いた映像作家・佐々木友輔が2015年11月、新作を発表!新作[Epoch](11
【News】11/3(水)−8(日) 第21回 KAWASAKIしんゆり映画祭 開催 注目はこのドキュメンタリー!
「KAWASAKIしんゆり映画祭」は、1995年に川崎市の「芸術のまち構想」の一環としてスタートしました。「市民(みんな)がつくる映画のお祭り」として、地域住民や企業のご支援ご協力を得ながら、市民スタッフが、企画・運営の
【連載】開拓者(フロンティア)たちの肖像〜中野理惠 すきな映画を仕事にして 〜 第19話 text 中野理惠
開拓者(フロンティア)たちの肖像〜中野理惠 すきな映画を仕事にして 第19話 恩人の退社 それでも仕事は続く <前回 第18話はこちら> 別の大恩人の退社 ビッキー(櫛引順子)さんは「辞めたい」と言うのだ。どうやら決
【News】10/31(土)〜渋谷アップリンクほか 追悼上映『ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎90歳』 トークイベントも開催!
福島菊次郎氏 2015年9月24日永眠追悼上映とトークイベント開催!@アップリンク 権力と闘い続け、ジャーナリスト界で「伝説」と語り継がれる報道写真家、福島菊次郎氏が2015年9月24日、脳梗塞のため山口県柳井市の病
【Review】美は何処にありや ーー松本貴子監督 『氷の花火 山口小夜子』 text 越後谷研
わたしは、山口小夜子を知らない。 わたしが知る山口小夜子は、一枚のレコード・ジャケット(スティーリー・ダン「Aja〈彩〉」)と数本の出演映画、著名人として世の中に流布されたパブリック・イメージだけである。わたしには、彼女
【News】10月30日(金)まで 締切迫る!第3回グリーンイメージ 国際環境映像祭 作品募集中
作品募集!第3回グリーンイメージ 国際環境映像祭Call for Entries! The 3rd GREEN IMAGE FILM FESTIVAL 環境をテーマとしたグリーンイメージ国際環境映像祭第3回の作品募集を
【News】10/31-11/3 Rising Indies! in Tokyo 開催! フィリピンの熱いエネルギーと実験精神を感じる4日間!
フィリピンと日本のインディペンデント監督・映像作家を紹介し、監督/作家、キュレーター、観客をつなぐRising Indies!。東京では、独自の映画言語を生み出し、目覚ましい躍進を続けているフィリピンの若手映画作家を一挙
【特別掲載】新宿武蔵野館で公開中!『ボーダレス ぼくの船の国境線』アミルホセイン・アスガリ監督インタビュー
現在、新宿武蔵野館で公開が始まった『ボーダレス ぼくの船の国境線』が、静かな反響を呼んでいる。 舞台となるのはイランとイラクの国境沿いの朽ちた廃船。立ち入り禁止区域のその船に、一人の少年が川を潜って入り込み、そこで魚や貝
【連載】ワカキコースケのDIG!聴くメンタリー 第14回『レコード図鑑1 昆虫』
レコードが付いている本も聴くメンタリーの対象です 廃盤アナログレコードの「その他」ジャンルからドキュメンタリーを掘り起こす「DIG!聴くメンタリー」。今回も、よろしくどうぞ。日に日に秋も深まり、部屋まで聞こえてくる虫の
【Review】「天皇」を描く意味とは――渡辺謙一監督『天皇と軍隊』text 若林良
日本の125代におよぶ歴代天皇のなかで、その「代表格」のアンケートをとるとしよう。おそらく上位に姿を見せるのは、天武天皇や聖武天皇、また後白河天皇といった、みずからが政治の中心にたった、「傑物」と呼ぶべき存在であるかもし
【Interview】この映画は芸術作品ではない。原発推進派に勝つための訴状です~『日本と原発 4年後』 河合弘之監督インタビュー
去年(2014年)の秋、『日本と原発』というドキュメンタリー映画が有料上映会を都内から始め、多くの観客を動員した。 脱原発弁護団全国連絡会の共同代表であり、原発訴訟を多く手掛けるベテラン弁護士・河合弘之の初監督作品。自ら
【特集 山形国際ドキュメンタリー映画祭2015】名作たちとの出会いの「追憶」〜倉田剛著『山形映画祭を味わう——ドキュメンタリーが激突する街』text 細見葉介
いま参加している人々は、巨大なタイムテーブルと映画紹介を見比べ、作品を観る順を決めて胸躍らせている頃ではないだろうか。———今年も10月8日より、第14回山形国際ドキュメンタリー映画祭が開催されている。 私は2003年の
【特集 山形国際ドキュメンタリー映画祭2015】「パトリシオ・グスマンとクリス・マルケル」text 金子遊 批評≒ドキュメンタリズム②
ラテンアメリカの9・119・11といえば、2011年にアメリカのニューヨークとワシントンを中心に起きた同時多発テロのことを一般的に意味するが、ラテンアメリカで9・11といえば、人びとは1973年のできごとの方を想起するで
【特集 山形国際ドキュメンタリー映画祭2015】コーディネーターに聞く、今年のヤマガタの傾向と対策② 東京事務局篇
東京事務局に集うメンバー。下列左から、今村花さん、加藤初代さん(アラブ/日本)、小林みずほさん(ラテンアメリカ)、濱治佳さん(ラテンアメリカ)上列左から土田環さん(二重の影)、矢野和之さん(東京事務局代表)、衣笠真二郎さ
【特集 山形国際ドキュメンタリー映画祭2015】 コーディネーターに聞く、今年のヤマガタの傾向と対策① 山形事務局篇
いよいよ10月8日(木)から、山形国際ドキュメンタリー映画祭2015が山形市で開催される。今年で14回目を迎えるこの映画祭は、紛れもなく日本を代表するドキュメンタリーの祭典だが、期間中に上映される作品やイベントは実に多岐
【連載】ワカキコースケのDIG!聴くメンタリー 第13回『NHK放送50年 1925~1975』
ワカキコースケのDIG!聴くメンタリー 第13回『NHK放送50年 1925~1975』 ラジオ放送も、年月を置くと貴重な音源へと発酵する廃盤アナログレコードの「その他」ジャンルからドキュメンタリーを掘り起こす「DIG!
【Review】「ボケ」と生きる〜田中幸夫監督『徘徊 ママリン87歳の夏』text 佐藤奈緒子
窓からの光がほのかに差し込む落ち着いた室内。ソファに座る老女は不安げに、所在なげに周りを見回しながら「ここ誰の家? 刑務所?」とつぶやく。娘は笑いながら「ちゃうちゃう。あっこちゃん(娘)の家や」と答える。そして慣れた様子