Author Archives: neoneoweb2017

【News】丸3年が経った3月11日 アートを通して「境界線」を考える上映イベント 『WATER Nude 2014』開催 @ UPLINK FACTORY

美が、越境する―― 『WATER Nude 2014』 2011年3月11日金曜日、東日本大震災。続いて福島第一原子力発電所の事故が起きた。 恐怖と不信。この社会にあった「境界線」がハッキリと浮かび上がったはずだった。な

【News】3/8“情報難民”未然防止 上映会 ~メディアにコントロールされないための4処方~

私たちは、バンタンデザイン研究所で映画配給・宣伝を学ぶ学生です。このたび、私どもが自ら企画、実行までを学生のみで行う、現代社会に警鐘を鳴らすドキュメンタリーを集めた特集上映を行うこととなりました。 SNSが登場し、誰もが

【News】3/8〜 児童養護施設の日常に迫る!『隣る人(となるひと)』 アンコール上映@ポレポレ東中野

知られざる「児童養護施設」の“大切な”日常をただ、寄り添い続けるカメラが紡いだ、色鮮やかな映像スケッチブック熱い要望に応え 3週間限定のアンコール上映! とある児童養護施設での日常の悲喜こもごもを、8年間撮り続けたドキュ

【Review】『ドストエフスキーと愛に生きる』翻訳の余白に text 渋谷哲也

『ドストエフスキーと愛に生きる』。ロシア文学のドイツ語翻訳者スヴェトラーナ・ガイヤーという人物を追ったドキュメンタリーだ。翻訳がテーマになった映画の字幕翻訳をするのは初めてである。まるで映画に自分の翻訳を試されているよう

【Review】『北朝鮮強制収容所に生まれて』(マルク・ヴィーゼ監督) text 小林蓮実

 『北朝鮮強制収容所に生まれて』より ©Engstfeld Film GmbH/BR/WDR/ARTE 2012  単なる政治批判にとどまらず過酷なリアルを通じ「人間とはいかなる存在か」を描いたドキュメンタリー わたしは

【記録文学論】第9回 須藤洋平『あなたが最期の最期まで生きようと、むき出しで立ち向かったから』text 中里勇太

   500mlのペットボトルの重さくらいの   暴力を内包して   みな、何かを伝えたがっている                    ――「現状」 宮城県南三陸町在住の詩人・須藤洋平。2011年3月11日以降、彼が七

【News】二十数台のスピーカーを駆使したライブ演奏! 2/28 『眠り姫』アクースモニウム上映 @ 川崎市アートセンター

音と映像を感じる―『眠り姫』アクースモニウム上映究極の音響上映、待望の再演!!2013年6月18日。京都・同志社大学寒梅館にて日本初、いや世界初の試みとして話題を呼んだアクースモニウムによる映画上映――アクスモ「眠り姫」

【News】食をテーマにした特集上映!「タベルこと、イキルこと」@川崎市民ミュージアム

©映画『ある精肉店のはなし』より 「タベルことにまつわること」展、「昔のくらし今のくらし 2014」展 関連上映「タベルこと、イキルこと」 食をテーマにした特集上映。多彩なゲストを招くトークショー開催!最新作「ある精肉店

【News】新作・プレミア上映多数! 3/1〜15 第3回江古田映画祭 3・11 福島を忘れない

第3回 江古田映画祭―3・11 福島を忘れない― 江古田映画祭は3回目。福島原発事故の問題は、三里塚・水俣・ベトナム戦争の問題とも通底し、生きる条件を根こそぎ奪うものだと考えた私たちは、ドキュメンタリー22作品を用意しま

【News】2/28 『へばの』連続上映2014 Space & Café ポレポレ坐 Vol.1  わたしたちはいま、“原発”についてなにから語るのか 『へばの』×『祝の島』

『へばの』連続上映2014 Space & Café ポレポレ坐  Vol.1  わたしたちはいま、“原発”についてなにから語るのか 『へばの』×『祝の島』 青森県六ヶ所村。日本全国の原発の使用済み燃料を再処理し

【News】2/22(土)『世界一美しい本を作る男 ―シュタイデルとの旅―』TAMA映画フォーラム特別上映会

『世界一美しい本を作る男 ―シュタイデルとの旅―』TAMA映画フォーラム特別上映会 「世界一美しい本を作る」と称されるドイツの小さな出版社シュタイデル。ノーベル賞受賞作家ギュンター・グラス、アメリカを代表する写真家ロバー

【Interview】思い切りアニメーションを浴びたい/浴びせたい――『ワンダー・フル‼』水江未来監督インタビュー text 岩崎孝正

アニメーション作家・水江未来さんは、今回、79分の長編映画『ワンダー・フル!!』(2014)を発表する。手描きにこだわり個人制作をつづけるアニメーション作家が、膨大な時間と枚数のかかる作業を、10数年間続けてきた。今回の

【News】第7回松川賞(ゆふいん文化・記録映画祭)の作品募集中。締切は4月10日

今年で17回目となる、ゆふいん文化・記録映画祭は6月27日(金)~29日(日)に開催されます。松川賞の募集は始まっており、締切は4月10日です。松川賞は故・松川八洲雄監督を偲び、第11回目から設けられた賞で、その表彰と上

【リレー連載】列島通信★沖縄発/沖縄の3つのミニシアターとプラス1 text 真喜屋 力

首里劇場 沖縄県には3つのミニシアターがある。有名なのは《桜坂劇場》だが、日本最南端の映画館《シネマパニック宮古島》と、由緒ある首里の城下町で、60年間営業を続ける沖縄最古の映画館の《首里劇場》だ。今回はちょっと小ネタ的

【Report】映画評論家・町山智浩が読み解くリアル・フィクション映画『ザ・イースト』公開記念トークショー text 皆川ちか

環境汚染や健康被害をもたらす大企業を標的に、テロ活動を繰り返す環境テロリスト集団<イースト>。元FBI捜査官ジェーンは<イースト>に潜入し、彼らと活動を共にする。<イースト>の過激な思想に最初は反発を覚えていたジェーンだ

【News】2/22・23 第7回大倉山ドキュメンタリー映画祭

会場の「大倉山記念館」 第7回大倉山ドキュメンタリー映画祭 開催 テーマ「あしもと」と今年の特色 「足元を見つめよう・・・」 何度も何度も、そう思い返して来ました。 ドキュメンタリーを創ることも、 ドキュメンタリーを観る

【Interview】『ホームレス理事長 ~退学球児再生計画~』阿武野勝彦プロデューサー インタビュー

   『ホームレス理事長』より ©東海テレビ放送 『ホームレス理事長 ~退学球児再生計画~』(監督:圡方宏史)。 全国の上映会も含めて4万人を動員した『約束 名張毒ぶどう事件 死刑囚の生涯』(2012/監督:齊藤潤一)に

【Review】「さわる文化」としての映画――ドキュメンタリー映画『渚のふたり』text堤拓哉

横に並んで食卓に着き、食事する二人の男女を映し出すスクリーンに、次のような字幕が二行に渡って表示されています。「チョ・ヨンチャン 視覚障害1級 聴覚障害5級(韓国)」。その右側には、「キム・スンホ チョ・ヨンチャンの妻」

【News】2/7-2/23 第6回恵比寿映像祭@東京都写真美術館ほか

今年の恵比寿映像祭に出品したアーティストたち 2月7日(金)から2月23日(日)までの15日間にわたり、東京都写真美術館(恵比寿ガーデンプレイス内)を中心に第6回恵比寿映像祭が開催される。 東京文化発信プロジェクトの一環

【Preview】2/7上映『アーノルド・シュワルツェネッガーの鋼鉄の男』の見どころはココだ!text 萩野亮×若木康輔

いよいよあす2/7(金)から5日間にわたって開催されるドキュメンタリーの冬の祭典、第5回座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル(ZKDF)。毎年テーマを設定して、映画とテレビからセレクトされるユニークなラインナップと多

【特集】発表!わが一押しのドキュメンタリー2013

今年のアンケートの回答には、邦画の劇場公開作が多かった。ロングヒットや話題作に恵まれこともあるが、その根拠としてわりと身近な、日常生活の隣にある問題を扱った作品が多く、見る側が「自分の立ち位置」を問うようなドキュメンタリ

【News】フィクションだから撮れる「福島」がある――3/1 公開★第64回ベルリン国際映画祭正式出品作品『家路』トークイベントレポート

“故郷”― それは、自分が生まれた場所。かけがえのない家族がいた場所。そこが無人になった時、故郷を捨てた弟が帰ってきた。ある思いを胸に。 震災の影響によって、故郷が“帰れない場所”になってしまった。先祖代々受け継いできた