Author Archives: neoneoweb2017

【Info】京都国際舞台芸術祭 KYOTO EXPERIMENT「使えるプログラム」[支援系A]まだまだ参加者募集中!

 劇場でしか、あるいは演じられなければ、劇はないのでしょうか?(だいたい、劇とは何でできているのか? ) 「劇的だね」というとき、私たちは何を想っているのでしょうか? 「劇は使える」をコンセプトに、劇を認知する回路が日常

【Info】6/8より/人間を追いつづけたドキュメンタリーの軌跡 ポレポレ東中野にて池谷薫監督特集開催!!

    振り返ってみると、震災や戦争といった重いテーマで映画をつくってきましたが、僕の関心はつねに「人間力」のある一個人を追うことにありました。 『延安の娘』では、文化大革命で生き別れとなった父娘の27年ぶりの

【info】6/5(水)・6/6(木) 二夜連続で開催 『neoneo meets !!』vol.02「原発」

「何か」と出会う、ドキュメンタリー・イベント 『neoneo meets!!』 今回は「原発」と「原子力」を巡る貴重な映像が、雑誌を飛び出しみなさんの前へ!  『neoneo meets !!』vol.02「原発」 お待

【特別寄稿】特集上映『大島渚のドキュメンタリー』に反射的に挙手 text 冨永昌敬

  川崎市市民ミュージアムにて開催中の『追悼特集 大島渚のドキュメンタリー』では、18本もの大島渚監督のドキュメンタリー作品を見ることができる。僕はその最終日にあたる5月26日に開催のトークショーに参加させてい

【リレー連載】列島通信★山形発/移民/越境者を見つめること、その「観客」として text 畑あゆみ

 3月28日から31日の4日間にわたり、第1回ベルリン国際映画祭in仙台が開催された。世界三大映画祭の一つベルリナーレが公式にバックアップする世界でも稀な映画の祭典であり、震災から2年を経た仙台の地で、近年のベルリン映画

【Interview】『三姉妹~雲南の子』ワン・ビン監督インタビュー text 萩野亮

 『鉄西区』(2003)、『鳳鳴-中国の記憶』(2007)、そして初の長篇劇映画『無言歌』(2010)において、中国現代史をつぶさに見つめてきた映画作家ワン・ビン(王兵)の最新作は、中国西南部・雲南省の、海抜3200メー

【Info】想田和弘監督、池田香代子さんもゲストに! 緊急上映『映画 日本国憲法』大好評につき5/24まで上映延長!

憲法記念日に合わせ緊急開催された上映イベント「憲法の話をしよう。」には、連日多くの観客がつめかけました。改憲に対する関心の高まりが日増しに強くなるように感じられるなか、『映画 日本国憲法』(2005/ジャン・ユンカーマン

【info】5/19 田沼幸子「Cuba Sentimental」/「Cuba Sentimental、旅の記録」上映会

2013年度国際文化学部企画「Cuba Sentimental」(2010)/「Cuba Sentimental、旅の記録」(2012)上映会  キューバから欧州・南米・北米への移住を選択・決断した若きキューバ人たちの軌

【News】『飯舘村』監督のことば text by 土井敏邦

3・11という未曽有の惨事を前に、30年近くパレスチナ”を追い続けてきた私は、ジャーナリストとして何を伝えるべきなのかがわからず、金縛りにあったように、まったく身動きができなかった。そして長く自問し、もがいて出た結論は、

【Info】5/11より/伝説の傑作が甦る!『三姉妹〜雲南の子』公開記念 ワン・ビン監督作『鉄西区』『鳳鳴―中国の記憶』ニューマスター版公開!

|上映作品 鉄西区(全三部)1999 – 2003|中国語 山形国際ドキュメンタリー映画祭2003大賞/2002リスボン国際ドキュメンタリー映画祭グランプリ/2003マルセイユ国際ドキュメンタリー映画祭グランプリ/200

【Info】5/7-9開催中! 「HUMONIUM Vol.2」気鋭の映像集団によるジャンルを越えた短編・中編の最新作をオーディトリウム渋谷で一挙公開!

この度はオルタナティブスペースとしての映画館であるオーディトリウム渋谷にて、HUMONIUMによる上映会「HUMONIUM Vol.2」を開催する運びとなりました。わたしたちがここで試みるのは、今日のデジタル化した映像表

【追悼】岩佐寿弥監督を悼む text 佐藤寛朗 (neoneo編集室)

  さる5月4日、岩佐寿弥監督が亡くなられた。78歳だった。 5月3日に宮城県大河原市で行われた『オロ』上映会の後、宿泊先で階段から転落し、脳内出血で亡くなったという。このゴールデンウィークも各地で上映会が予定されており

【記録文学論】第7回 石原吉郎『海を流れる河』text 中里勇太

  「いつの頃からか私には、海を流れる河というイメージが定着し、根をおろしてしまった」(石原吉郎「海を流れる河」)  敗戦後、ハルビンから旧ソ連領へ移送され、その後8年あまりのあいだ収容所での日々を送った、詩人

【info】飯島望美写真新聞刊行記念展「Scoffing pig / 豚が嗤う」5/11~6/16

第三回Reminders Photography Stronghold企画展 飯島望美写真新聞刊行記念写真展「Scoffing pig / 豚が嗤う」     会期:2013年5月11日(土)〜6月1

【Interview】第27回イメージフォーラムフェスティバル 山下宏洋さんインタビュー

今年もゴールデンウィーク(4/27〜5/7)期間中、新宿パークタワーホールと渋谷・シアターイメージフォーラムで、「イメージフォーラムフェスティバル2013」が開かれている(その後京都、福岡、名古屋、横浜で順次開催)。イメ

【Report】アジア映画の潮流を肌で感じる10日間@第8回大阪アジアン映画祭(後編)text 江口由美

後編:女性監督の活躍とそれぞれの“越境”~注目作品紹介 前編では、大阪アジアン映画祭(以下OAFF)とその変遷について触れ、OAFFの特色や他映画祭にはない試みを紹介してきた。 特別招待作品部門、コンペティション部門のア

【info】延長上映決定!『わすれない ふくしま』(四ノ宮浩監督)

この映画は、2011年5月福島第一原発から北西に40キロの福島県飯舘村から始まります。そこから避難したある家族と、いまだ警戒区域で300頭の牛を飼い続けている畜産家の日常を追った記録です。その背景には、原発事故後、牛を殺

【自作を語る】ブルーノプロデュース『My Favorite Phantom』 text 橋本清

みなさん、はじめまして。ブルーノプロデュースという劇団の主宰と演出の橋本清です。この度は「自作を語る」を書かせてもらえる機会を頂けたので、今月末に控えている新作公演『My Favorite Phantom』について綴って

【Info】「Refocus Project」4/27 村田信一「私が写真家を辞めたい理由」

    2013年4月27日(土)第2回REFOCUS PROJECT「私が写真家を辞めたい理由・写真家村田信一」 写真家、ジャーナリスト、ドキュメンタリー映画監督の眼差しに触れて対話する場、 Ref

【Info】4/27より 特別企画「憲法の話をしよう。」/『映画 日本国憲法』『ベアテの贈りもの』緊急上映!!

5月3日[金]は憲法記念日。 知っていますか? 私たちの憲法のこと。 考えませんか? これからの未来のこと。 日本国憲法が施行されたのは1947年5月3日。 当時の吉田茂首相は「主権在民」「戦力の不保持と交戦権を放棄する

【info】4/20〜27  優れたドキュメンタリーを観る会 vol.29

優れたドキュメンタリー映画を観る会 vol.29 特集「わたしの仕事、わたしの生き方」 就職氷河期と呼ばれたバブル崩壊後の就職難は現在も続いています。東日本大震災の残した大きなダメージ、隣国との領土問題等による国交も厳し

【Report】アジア映画の潮流を肌で感じる10日間@第8回大阪アジアン映画祭(前編)text 江口由美

 前編:大阪アジアン映画祭の特色を探る 私が大阪アジアン映画祭(以降OAFF:http://www.oaff.jp/2013/index.html)に携わってから早いものでもう5年が経とうとしている。地元大阪の一映画ファ