【連載】開拓者(フロンティア)たちの肖像〜中野理惠 すきな映画を仕事にして 〜 第3話 text 中野理惠
開拓者(フロンティア)たちの肖像〜中野理惠 すきな映画を仕事にして〜 第3話 初めてのニューヨーク行き<前回(第2話)はこちら> 『ハーヴェイ・ミルク』と出会ったニューヨークで短期間ながら暮らしたのは、ひょんな理由か
【Pick up】発表!わが一押しのドキュメンタリー2014
例年、選ばれる作品が分散し、寄稿者全員が違う作品を押す年もあったこの企画。だが今年は、複数の人が挙げた作品が多かった。多くの人の心を打つドキュメンタリーが何本も誕生したことを心強く思う一方で、清水浩之さんの調査で判明した
【Review】新たな時代の民族意識は可能なのか「ドキュメンタリー・ドリームショー アラブを見る」を観て text 足立正生
初めに 昨年末、東京の新宿で、山形国際ドキュメンタリー映画祭に参加した作品の中からアラブ作家たちのドキュメンタリー群が上映された。それを連日のように観に出かけて、あらためて「映画とは何か」「ドキュメンタリーを作るとは何か
【連載】ワカキコースケのDIG!聴くメンタリー 第8回「ランボルギーニカウンタックLP500S」
※連載に、間があいてしまいました。書く時間をイベントの準備に当てておりまして……。そう、この連載がイベントになります! 「ワカキコースケのレコード墓場」と銘打って、2月13日、金曜日の夜に新宿Live Wireで行います
【新連載】開拓者(フロンティア)たちの肖像〜中野理惠 すきな映画を仕事にして 〜 第2話 text 中野理惠
すきな映画を仕事にして 中野理惠 <第2話 「オカマのリョウキ殺人!?」〜『ハーヴェイ・ミルク』公開のころ> <前回(第1話)はこちら> 「オカマのリョウキ殺人?」 これ
【Review】抵抗の報酬と「三里塚」という精神の問題 〜映画『三里塚に生きる』に寄せて〜 text マーク・ノーネス(ミシガン大学教授)
日本をはじめとする東アジアの映画研究者であり、小川プロ研究の第一人者でもあるマーク・ノーネス氏(ミシガン大学教授)が『三里塚に生きる』(大津幸四郎・代島治彦監督/順次全国公開中)の海外プレスシート用に書き下ろしたレビュー
【News】2/13(金) 「ワカキコースケのレコード墓場~みんなで聴こう!昭和のドキュメンタリー~」
廃盤アナログレコードの「その他」ジャンルからドキュメンタリーを掘り起こしてジワジワ話題の、neoneo web連載コラム『DIG!聴くメンタリー』が初のイベント化です!13日の金曜日、昭和の歴史的瞬間の音源
【新連載】開拓者(フロンティア)たちの肖像〜中野理惠 すきな映画を仕事にして 〜 第1話 text 中野理惠
中野理恵さんの連載にあたって 伏屋博雄(neoneo編集室) かねてから長年に亘って映画を支えてきた「裏方さん」の話を取り上げたいと思っていた。今回、その一人である「パンドラ」の中野理惠さんの登場が叶った。 中野さんは一
【Book Review】『クリス・マルケル 遊動と闘争のシネアスト』(森話社) text 風間 正
クリス・マルケルは、日本では実験性に富んだ映画史に残る名作『ラ・ジュテ』の監督として認知されている。また、同作をテリー・ギリアムがハリウッド映画『12モンキーズ』の原案としたことでも有名である。私自身、これまで幾度となく
【Kansai Cinema Report】「ホームムービーの日」を知っていますか? text 久保豊
HMD京都2013に提供された8ミリフィルムの一部 「ホームムービーの日」とは 皆さんは「ホームムービーの日」(Home Movie Day、以下HMD)をご存知だろうか。家庭に眠るホーム・ムービーとアマチュア映画を持ち
【Review】祈りとソフトクリームーー『スーパープレミアムソフトWバニラリッチ』チェルフィッチュ text 井上里
一度しかみないことが普通である芝居のパンフレットに、岡田利規が――それこそ特に大きな意味はなかったのだろうが――次のような挨拶文を寄せたことは興味深い。「ひとまず、チャラチャラーっとした感じで見てもらえたらとおもっていま
【Review】和の「だし」はどうしてこんなに魅惑的なのかーー『千年の一滴 だし しょうゆ』text 三浦哲哉
和食の「だし」と「しょうゆ」を題材にした、日本とフランスの国際共同製作によるドキュメンタリー映画である。フランスでテレビ放映されて大変な反響を呼んだそうだが、日本人が見ても面白くてためになること請け合いだ。 なにしろ題材
【News】2/18(水)開催★「neoneo」#04刊行記念 ロバート・フラハティ『極北のナヌーク』『アラン』上映+トークイベント
「ドキュメンタリー映画の父」と民族誌映画の130年、上映+トーク篇 1884年、ひとりの冒険家がミシガンの地に生を享けました。ロバート・ジョセフ・フラハティ。ハドソン湾地帯にふとカメラをたずさえ、イヌイットたちの暮らしを
【新年のご挨拶】neoneo編集室より/わが一押しのドキュメンタリー2014 大募集!
迎春 2015年 元旦昨年は「neoneo web」をご愛読くださり、誠にありがとうございました。おかげさまで、昨年も順調な記事更新に加え、12月には、雑誌「neoneo」の4号を装いを改めて刊行することができました。ご
【特別掲載/追悼 大津幸四郎さん】「対極のドキュメンタリー 小川紳介と土本典昭」オリジナル版第1部・講演篇 text 大津幸四郎
11月28日に逝去されたドキュメンタリーキャメラマン・大津幸四郎さん(享年80)。neoneoでは哀悼の意を込めて、大津さんの講演録「対極のドキュメンタリー —小川紳介と土本典昭—」を、2回にわたって特別に掲載する。 講
【列島通信★山形発】保存と発信、その先へ ~YIDFF「311ドキュメンタリーフィルム・アーカイブ」開設 text 畑あゆみ
今回は、この秋なんとか開設を迎えることができた「311ドキュメンタリーフィルム・アーカイブ」と、先月末に山形で開催した開設記念シンポジウムについてご報告したいと思う。このアーカイブプロジェクトは、企業メセナ協議会GBファ
【ゲスト連載】Camera-Eye Myth/郊外映画の風景論 #10[最終回]「Readers / Cinema/ドキュメンタリー」 image/text 佐々木友輔
Camera-Eye Myth : Episode. 10 Readers / Cinema 朗読:菊地裕貴音楽:田中文久キャラクターデザイン・原画:門眞妙主題歌『さよならのうた』作詞・作曲:田中文久歌:植田裕子ヴァイオ
【特別掲載】12/20公開『私の恋活ダイアリー』ニリ・タル監督に聞く
自らの60歳の”恋活”を描いた話題のドキュメンタリー映画『私の恋活ダイアリー』が、12/20よりヒューマントラストシネマ有楽町で公開される。公開に併せ、ニリ・タル監督がイスラエルから来日した。60歳を超えた女
【Interview】ありのままの「フタバ」を提示すること――『フタバから遠く離れて 第二部』舩橋淳監督に聞く text 若林良
2012年、福島第一原発事故によって避難を強いられることとなった、福島県双葉町の人びとを追った1本のドキュメンタリー映画が公開された。舩橋淳監督による、『フタバから遠く離れて』。埼玉県加須市にある旧騎西高校へと、全町避難
【Interview】嘘と本当の混沌から見えるものがある――『水の声を聞く』山本政志監督に聞く text 植山英美
楽園のそのままの美しいマングローブの村の住む家族。川のせせらぎしか聞こえないうっそうとした山中に切り裂く突然の爆音。米軍のヘリコプターだ。静寂が一瞬で破壊されることへの単純な怒り。この数秒のシーンで基地問題の深刻さを垣間
【ドキュメンタリストの眼⑫】追悼・小泉修吉(記録映画作家、グループ現代)text 金子遊
記録映画界の雄・小泉修吉さんが2014年11月12日に亡くなられた。「長い間おつかれさまでした」という言葉とともに、ご冥福をお祈りしたい。小泉修吉はドキュメンタリー映画作家であり、グループ現代の会長、民族文化映像研究所の
【Review】子どもの頃のぬくもりは、大人になっても色あせない -『イロイロ ぬくもりの記憶』 text くりた
1997年、シンガポール。11歳のジャールーは学校では問題児として先生に目を付けられている。そしてジャールーが学校で問題を起こすといつも母親が迎えに来てくれる。その時に母親が言う言葉は決まって、「私を殺す気!?」だった。