【連載】「ワカキコースケのDIG!聴くメンタリー」23回 『RACER-レーサー 風戸裕』
かつて“F1に最も近い日本人”と期待されるも、25歳で事故死したレーシングドライバーがいた。レース界のプリンスに密着した、青春聴くメンタリーの秀作!『サーキットの狼』のモデルになった、実在の人気レーサーがいた廃盤アナログ
【Review】女たちの影 『パリ、恋人たちの影』text 安里和哲
©2014 SBS PRODUCTIONS – SBS FILMS – CLOSE UP FILMS – ARTE FRANCE CINEMA 『パリ、恋人たちの影』の原題は『L’OM
【Review】戦火のさなか―バフマン・ゴバディ製作『国境に生きる〜難民キャンプの小さな監督たち〜』text伊藤弘了
映画には国境がない。かつて黒澤明はアッバス・キアロスタミにそう言った。黒澤やキアロスタミに限らず、地理的国境の外に広がる「映画の共和国」を夢想してきたシネアストたちは数多く存在する。彼らの共通言語は「ミザンセン[演出]
【Report】「古くなったメジャー」としてのレコードたち――「ワカキコースケのDIG! 聴くメンタリー at ポレポレ坐」 vol.2 text 萩野亮
エモやんが歌う『あぶさん』のテーマとともにワカキコースケは入場してきた。満杯の客席から拍手の束。オバちゃんたちがかぶりつきで、きょうの主役の登場を迎えている。イベントもまだ2回目だというのに、なんだかすっかりもう「ワカキ
【News】1/27(金)〜2/5(日) 第3回「喜多見と狛江の小さな映画祭+α」開催!
喜多見と狛江で小さな沖縄映画祭+α 2017年1月27日(金)〜2月5日(日)の10日間、狛江市内の4会場で、沖縄をテーマにした「喜多見と狛江の小さな映画祭+α」を開催いたします。全32作品、「高江-森が泣いている1&
【特別企画】対談「東京・TOKYO 日本の新進作家vol.13」より 田代一倫(写真家)×倉石信乃(写真評論家)〜いま 肖像写真を撮るということ〜
現在、東京都写真美術館で開催されている「東京・TOKYO 日本の新進作家vol.13」(〜1/29)では、6人の新進写真家による「東京」をテーマにした写真が展示されている。その一人に「はまゆりの頃に」の田代一倫さんが選出
【Review】島は、音楽は、あなたが訪れるのを待っている。『島々清しゃ(しまじまかいしゃ)』 text宮本匡崇
「沖縄(音楽)」「子ども」「吹奏楽」そして「親子」——。映画『島々清しゃ』の構成要素は大きく分けてこの4つだ。しかし作中、その中のどれにも含まれないと思われる人物がいる。安藤サクラ演じるヴァイオリン奏者・祐子の存在である
【連載】開拓者(フロンティア)たちの肖像〜 中野理惠 すきな映画を仕事にして 第41話
2000年頃の筆者開拓者(フロンティア)たちの肖像〜中野理惠 すきな映画を仕事にして<前回第39話/40話はこちら>第41話 ヘルツォーク作品との縁ヘルツォーク作品の配給時は前後するが、ヴェルナー・ヘルツォーク監督作品の
【News】1月28日〜29日 アムネスティ・フィルム・フェスティバル2017開催!
世界が混沌とする中、人間らしく生きるとは何かを考える2017年1月28日(土)、29日(日)にヤクルトホール(東京都港区新橋)にてアムネスティ・フィルム・フェスティバルが開催されます。「今日、映画を観る自由があった―」
【News】2月17日~19日 七里圭監督作「音から作る映画のパフォーマンス上映」@原宿VACANT
日替わりで3プログラム3日連続音から作る映画のパフォーマンス上映!昨年末『眠り姫/サラウンドリマスター版』の10 周年記念特別上映が開催された七里圭監督による新たなイベントが、TPAM2017の『音から作る映画のパフォー
【特報】1/14(土)東京より順次開催「イスラーム映画祭2」主催者・藤本高之さんインタビュー
2015年12月12日から18日まで開催され、大変好評だった「イスラーム映画祭2015」。この度、その続編にあたる「イスラーム映画祭2」が1月14日(土)から20日(金)まで東京・ユーロスペースで、その後1月21日(土)
【Review】人類の苦しみと困難の象徴としての「壁」『MERU/メルー』text 佐伯良介
インド北部のヒマラヤ山脈メルー中央峰。標高は約6500メートル。その最上部には450メートルもの花コウ岩の壁がそびえ立つ。その岩壁の通称は、シャークスフィン。1980年代頃からあらゆるクライマーがメルー中央峰に挑むも、シ
【特報】2/5(日)開催! neoneo8号刊行記念 アジアのドキュメンタリー上映会【台湾篇】+トーク
2/5(日)18:00よりneoneo 8号刊行記念 日本と台湾をめぐるドキュメンタリーを大特集!ドキュメンタリーマガジンneoneoの8号は、1冊丸ごと「アジアのドキュメンタリー」の総特集。刊行記念イベントとしてneo
【News】2/4(土)開催!ワカキコースケのDIG!聴くメンタリー at ポレポレ坐 Vol.Ⅲ
今よみがえる、昭和のドキュメンタリー・レコード! 廃盤アナログを聴く会 ワカキコースケのDIG!聴くメンタリー atポレポレ坐 Vol.Ⅲ2月4日(土)19時より(18時30分開場)東中野 space&cafeポレポレ坐
【連載】ドキュメンタリストの眼⑯ イオセリアーニ監督インタビュー text 金子遊
オタール・イオセリアーニ、グルジア(ジョージア)時代の60年代初頭から、50年以上にわたって映画を発表しつづけている世界的な巨匠である。『落葉』(66)、『歌うつぐみがおりました』(75)など、グルジア時代の4作品はソ連
【連載】開拓者(フロンティア)たちの肖像〜 中野理惠 すきな映画を仕事にして 第39話/第40話
2000年頃の筆者開拓者(フロンティア)たちの肖像〜中野理惠 すきな映画を仕事にして<前回第38話はこちら>第39話 映画大国ロシアをたずねて『フルスタリョフ、車を!』のプロデューサーに製作費を尋ねたところ、返事は―「ロ
【好評発売中】最新刊!ドキュメンタリーマガジン「neoneo」08 総特集 アジアのドキュメンタリー
12月17日新発売!ドキュメンタリーマガジン「neoneo」#08総特集 アジアのドキュメンタリー巻頭インタビュー 佐藤忠男テーマ別アジアドキュメンタリー論考/作品ガイド「アジアと日本」「ジェンダー」「少数民族」「虐殺の
【連載】「ワカキコースケのDIG!聴くメンタリー」22回 『園遊会 昭和四十七年~五十三年春』
春と秋、天皇皇后両陛下主催で行われる園遊会。おなじみの、陛下と出席者の懇談が音盤になっていた。思わぬ角度で貴重!な昭和天皇ドキュメント。廃盤アナログレコードの「その他」ジャンルからドキュメンタリーを掘り起こす「DIG!聴
【News】12/10(土)〜16(金)日藝生主催「宗教映画祭」開催!@ユーロスペース
日藝生による第6回映画祭「信じる人をみる宗教映画祭」今年で6回目となる日藝生企画・運営の映画祭。テーマは“宗教を考える”。映画が生まれた19世紀末には産業革命による合理化が広がり、宗教が次第に力を失ってゆく。それにもかか
【News】12/11(日) 佐々木友輔 新作『TRAILer』上映!@イメージフォーラム
イメージフォーラム・シネマテークNo.993 TRAILer 佐々木友輔新作展映画制作を通じて人間の生きる場所と風景の問題に取り組む映像作家・佐々木友輔による新作上映。沖縄を舞台として、映像とテキスト、声と音楽が多層的な
【連載】 ポルトガル・食と映画の旅 第2回「アレンテージョの春」text 福間恵子
ヴィディゲイラの「パンとお菓子の祭り」のメイン会場のブースのひとつ。どれもこれもアレンテージョの伝統菓子で、作った本人やその家族が売っている。ポルトガル、食と映画の旅第2回 アレンテージョの春2006年3月、ポルトガル5
【News】11月27日(日)映画『二十代の夏』完成記念・横浜上映会@横浜にぎわい座
——冷静に人を見つめるルイス・ブニュエル的視線と、日本のジャック・ロジェたらんとする若々しい野心。驚くべき短編!濱口竜介(映画監督、『ハッピーアワー』)伊豆大島が舞台のバカンス映画「二十代の夏」ついに完成!11月27日(