【連載】ワカキコースケのDIG!聴くメンタリー 第10回『四季の星座《春・夏編》』

実は天文界の第一人者が集まって協力した、本格盤廃盤アナログレコードの「その他」ジャンルからドキュメンタリーを掘り起こす、「DIG!聴くメンタリー」。今回も、よろしくお付き合いください。今回取り上げるのは、1979年に発売

【連載】ワカキコースケのDIG!聴くメンタリー 第9回『栄光への爆走〈1966年仏ル・マン24時間レース〉』

子どもの頃、モーター文化は妙に身近にあった  廃盤アナログレコードの「その他」ジャンルからドキュメンタリーを掘り起こす、「DIG!聴くメンタリー」。2ヶ月振りに連載再開となります。よろしくお願いいたします。さて、今回の聴

【Interview】『繩文号とパクール号の航海』 水本博之監督インタビュー

「グレートジャーニー」で知られる探検家・関野吉晴は、2004年から「新グレートジャーニー 日本列島にやって来た人々」と名付けた、日本列島にやってきた古代人の足跡の追体験行をスタートさせた。北方ルート、南方ルートに続いて2

【連載】ワカキコースケのDIG!聴くメンタリー 第8回「ランボルギーニカウンタックLP500S」

※連載に、間があいてしまいました。書く時間をイベントの準備に当てておりまして……。そう、この連載がイベントになります! 「ワカキコースケのレコード墓場」と銘打って、2月13日、金曜日の夜に新宿Live Wireで行います

【鼎談】『わたしたちに許された特別な時間の終わり』傑作トーク選 text 太田信吾×若木康輔×金子遊

11月29日から横浜シネマ・ジャック&ベティでの公開がひかえる太田信吾監督のドキュメンタリー映画『わたしたちに許された特別な時間の終わり』。8月のポレポレ東中野における東京公開では、多彩なトークゲストが来場したが、そのな

【連載】ワカキコースケのDIG!聴くメンタリー 第6回『ガッツ!! カープ 《25年の歴史》』

  広島東洋カープ初優勝の年に出た、メモリアル盤   廃盤アナログレコードの「その他」ジャンルからドキュメンタリーを掘り起こす、「DIG!聴くメンタリー」の時間がやってまいりました。DJはワカキコースケ。今回も

【連載】ワカキコースケのDIG!聴くメンタリー 第5回『決定盤!! 長編現地録音 阿波おどり』

「聴くメンタリー」には珍しく! ジャケ買いしました 廃盤アナログレコードの「その他」ジャンルからドキュメンタリーを掘り起こす、「DIG!聴くメンタリー」の時間がやってまいりました。DJはワカキコースケ。それなりにマジメに

【Interview】嘘のない感情を描くために演出を仕掛けた―『わたしたちに許された特別な時間の終わり』太田信吾監督インタビュー

8月16日よりポレポレ東中野を皮切りにロードショーが始まる映画の、監督インタビューです。監督は、岡田利規主催の「チェルフィッチュ」に参加する俳優でもある太田信吾。 2010年12月に、太田はずっと撮影していた高校の先輩で

【連載】ワカキコースケのDIG!聴くメンタリー 第4回『新日本プロレスの歴史 Vol.Ⅱ』

歴史はナレーションでつくられる 最近はすっかり減ったが、構成作家の仕事を始めてしばらくはスポーツものや歴史ものの番組やビデオを手掛けることが多く、ナレーションを書くのが楽しかった。 両ジャンルには、意外とあそべる要素があ

【連載】ワカキコースケのDIG! 聴くメンタリー 第3回『~砂漠のレコード~サラート(祈り)』

けっこう強引に演出した、耳で聞く幻想(幻聴)の旅 今回はこんなレコード。〈レコード界初のアラブ・現地取材に成功!〉と帯で銘打つ、1979年のLP。 みなさんは、アラブを旅したことがありますか? 広大な砂漠に足を踏み入れ、

【連載】ワカキコースケのDIG! 聴くメンタリー 第2回『東宝SF特撮映画予告篇集』

|いくらまでなら出す? 「聴くメンタリー」の適正値段連載2回目はこれだ。『東宝SF特撮映画予告篇集』。怪獣だぞ、ゴジラだぞ。ガオーなんだぞ。 いったんは、1970年代に美人スチュワーデスさんがアラブで録音したサウンドを“

【新連載】ワカキコースケのDIG! 聴くメンタリー 第1回「ダーリンと和枝」(「平凡」1962年12月号第2付録)

|ちょっと長い前説―レコードがアナログだったころの記憶子どもの頃、家に変なLPがあった。音楽じゃないレコードだ。 たしか、≪激動の日中国交ドキュメント≫のようなタイトルで、ジャケットは、いかめしい顔の老人ふたりが握手して

【Preview】2/7上映『アーノルド・シュワルツェネッガーの鋼鉄の男』の見どころはココだ!text 萩野亮×若木康輔

いよいよあす2/7(金)から5日間にわたって開催されるドキュメンタリーの冬の祭典、第5回座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル(ZKDF)。毎年テーマを設定して、映画とテレビからセレクトされるユニークなラインナップと多

【Interview】『標的の村』三上智恵監督インタビュー

2012年秋、米軍普天間基地に新型輸送機オスプレイが初めて配備されたことは、多くの人が記憶に新しいだろう。しかし、そこに至るまでにどれだけ粘り強い反対があり、住民と軍・県警との間に激しい衝突があったか。沖縄以外に住む大部

【Interview】ETV特集『見狼記』スタッフ・インタビュー

「見えないものを見ようとした人々の、ものがたり。」 明治末期に絶滅したといわれるニホンオオカミ。この幻の獣に酷似した動物を目撃して以来、もう一度出会う悲願のため情熱を燃やし続ける男性がいる。痕跡を求めて調査していくうち、

【連載②】 『究竟の地 岩崎鬼剣舞の一年』 text 若木康輔

♯2 『究竟の地 岩崎鬼剣舞の一年』2012年2月7日 映画美学校試写室山形国際ドキュメンタリー映画祭2009出品版は、10年の秋、ポレポレ東中野《ドキュメンタリー・ドリームショー》で見ている。161分の長尺だった。劇場

【連載①】 『ピナ・バウシュ 夢の教室』 text 若木康輔

♯1 『ピナ・バウシュ 夢の教室』 2012年1月27日 映画美学校試写室 neoneoのリニューアルを、勉強し直すよい機会にしようと思っている。そういう意識を持って接したなかから、新作映画を中心に、ドキュメンタリーにつ