【PickUp】特集★山形国際ドキュメンタリー映画祭「わたしのヤマガタ2013」

10月に開催された山形国際ドキュメンタリーの体験記を募ったところ、数名の方から貴重な寄稿を頂いた。今年の“ヤマガタ”に関しては既にいくつかの記事が掲載されているが、今回は、観客やボランティアという立場で映画祭を体験した方

【Interview】「記憶を未来に聞き届けるために――東北記録映画三部作」酒井耕・濱口竜介監督ロングインタビュー 聞き手=萩野亮

2011年3月11日、あなたは何をしていましたか? ―― 酒井耕・濱口竜介共同監督による「東北記録映画三部作」が、11月9日(土)より、オーディトリウム渋谷、次いで渋谷アップリンクで公開される。被災の光景よりも、その土地

【News】11/3(日)「neoneo」03刊行記念トークイベント「ゼロ年代(プラスワン)とドキュメンタリー:文学/記録/映画」開催!

ドキュメンタリーカルチャーマガジン「neoneo」03刊行記念トークイベント★neoneo meets! ! 04「ゼロ年代(プラスワン)とドキュメンタリー:文学/記録/映画」 日時 11月3日(日) 19:00-21:

【Pickup】特集★山形国際ドキュメンタリー映画祭2013 「分かりやすいシステム=ストーリーに寄りかからないために――それぞれの『アラブの春』」加藤初代さんインタビュー 聞き手=萩野亮

チュニジアの「ジャスミン革命」を嚆矢として、2010年から2012年にかけて中東と北アフリカで起きた大規模な反政府運動(民主化運動)の波が、「アラブの春」と呼ばれてすでに久しい。FacebookやTwitterなどのソー

【Pickup】特集★山形国際ドキュメンタリー映画祭2013 「いま東南アジアが熱い!――「アジア千波万波」若井真木子さんインタビュー 聞き手=萩野亮

 1989年、第一回の映画祭ではアジアからドキュメンタリーは一本も上映作がなかった。民主化運動のさなかにあった時代を超えて、やがてアジアン・ドキュメンタリーは千の波、万の波となって世界におとずれた。創設当初からアジアのド

【Pickup】特集★山形国際ドキュメンタリー映画祭2013 「生きる意欲をくれた映画祭」藤岡朝子さん(ディレクター)インタビュー 聞き手=萩野亮

 いよいよ10/10(木)より開催される山形国際ドキュメンタリー映画祭2013。1989年に山形市制100周年を記念して誕生した映画祭は、世界中から最先端のドキュメンタリー映画を集めるコンペティション部門と「アジア千波万

【News】9/1(日)より 特集上映「まなざしの先に 土地の記憶と物語―岩手・宮城―」開催! 初公開ふくむ8作品を上映!!

  まなざしの先に 土地の記憶と物語―岩手・宮城― 開催期間:2013年09月01日(日)~2013年09月21日(土) 開催場所:メディアセブン・プレゼンテーションスタジオ       http://www.media

【Interview】『ひろしま 石内都・遺されたものたち』 リンダ・ホーグランド監督インタビュー text 萩野亮

7/20(土)より東京神田・岩波ホールでは、安保闘争をアーティストの視点から斬新に描いた前作『ANPO』(2010)で話題となったリンダ・ホーグランド監督の新作『ひろしま 石内都・遺されたものたち』(2012)が、同じく

【Interview】『三姉妹~雲南の子』ワン・ビン監督インタビュー text 萩野亮

 『鉄西区』(2003)、『鳳鳴-中国の記憶』(2007)、そして初の長篇劇映画『無言歌』(2010)において、中国現代史をつぶさに見つめてきた映画作家ワン・ビン(王兵)の最新作は、中国西南部・雲南省の、海抜3200メー

【Roundtable】災後の舞台表現をめぐって――フェスティバル/トーキョー12 text 九龍ジョー × 夏目深雪 × 萩野亮

カタストロフに向き合う 萩野 きょうはお集まりいただきありがとうございます。今回は夏目さんよりご提案をいただき、昨年10/27から11/25にわたって開催されたフェスティバル/トーキョー(F/T)12をめぐって自由に議論

【Interview】『サンタクロースをつかまえて』岩淵弘樹監督・山内大堂プロデューサーWインタビュー text 萩野亮

 2012年もいよいよクリスマスシーズン。街角には色とりどりのイルミネーションが、つめたい空気と家路を急ぐ白い息に混じりあう。今年もきっといくつものクリスマス映画が冬休みを飾るでしょうが、そのなかでもneoneoイチオシ

【Report】東京国際映画祭で見つける! ドキュメンタリー(後編) text 萩野亮

第25回東京国際映画祭(TIFF)が閉幕した。アジアで最大の開催規模をもつこの祭典のコンペティション部門には、世界各国から毎年1000本近い作品が応募されてくる。ただし、どんな作品でもウェルカム! というわけではどうもな

【Review】『これは映画ではない』 text 萩野亮

「日本よ、これが映画だ」。この印象的な惹句を記憶しているかたは多いだろう。むろんハリウッドの超大作『アベンジャーズ』(ジョス・ウィードン監督)のものだ。あるいは、それに便乗した、「ハリウッドよ、これも映画だ」(『踊る大捜

【Interview】『演劇1』『演劇2』想田和弘監督 12,000字インタビュー text 萩野亮

渋谷シアターイメージフォーラムでは、独自の「観察映画」シリーズを 撮りつづけている想田和弘監督の最新作『演劇1』と『演劇2』が、10/20より公開されている(他全国順次公開)。合計5時間42分。この数字だけでも、この2部

【Interview】 「あたらしい間借りのかたち―まちのシェアへ」 まちづくり会社ドラマチック 今村ひろゆきさんインタビュー

すぐそばを隅田川の流れる浅草・江戸通り沿いに一軒の古めかしい建物がある。まちづくり会社ドラマチックの代表・今村ひろゆきさんの運営する「LwP asakusa」というスペースだ。今村さんはここをひとつの拠点として、あたらし

【Interview】 今村ひろゆき 「あたらしい間借りのかたち―まちのシェアへ」

すぐそばを隅田川の流れる浅草・江戸通り沿いに一軒の古めかしい建物がある。まちづくり会社ドラマチックの代表・今村ひろゆきさんの運営する「LwP asakusa」というスペースだ。今村さんはここをひとつの拠点として、あたらし

【Review】『季節、めぐり それぞれの居場所』 text 萩野亮

♪今日は会社の月給日 お金もたくさんもらったし 芸者かおうか 女郎かおうか 嫁に相談してどやされた ストトン ストトン みどりのなかをゆっくりとくぐり抜け、一軒のつつましい宅老所にわたしたちはたどり着く。にぎやかな唄声が

【Review】『スリープレス・ナイツ・ストーリーズ 眠れぬ夜の物語』 text 萩野亮

今年で4回目をむかえた恵比寿映像祭は、去る2/10より15日間開催された。今回のテーマは「映像のフィジカル」。展示部門、上映部門ともにおもしろい動きが出てきた。これまでは国内外のビデオアートに寄った作品選定がなされてきた