【News】9/21 七里圭の新作『ドキュメント・音から作る映画』初上映+連続講座『映画以内、映画以後、映画辺境』第3期スタート

七里圭の新作ドキュメンタリー映画「ドキュメント・音から作る映画」初上映+連続講座『映画以内、映画以後、映画辺境』第3期スタート 2015年9月21日(祝日)、UPLINKにて開催される連続講座「映画以前、映画以降、映画辺

【News】「neoneo 03」でも特集!  7/27(月)-8/1(土)クリス・マルケルセレクション @アテネ・フランセ文化センター 

2012年7月29日に世を去ったフランスの映画作家クリス・マルケルの追悼特集。初の日本語字幕付き上映となる『美しき五月』と『笑う猫事件』を含めた、監督作品8本を一挙上映。 クリス・マルケルは映画史のなかでも異彩を放つ映像

【News】7/8(水)トークゲストに宇都宮健児氏!『インペリアル 戦争のつくり方』(監督:金子遊)上映会 @UPLINK

  <上映会>『インペリアル 戦争のつくり方』(監督:金子遊)7月8日(水)19:00上映後、宇都宮健児(弁護士)出演「平和憲法と戦争反対を考える」レクチャー 【日時】2015年7月8日(水)開場18:30/上映19:0

【Book Review】帝国の境界を解体する、風景への眼差し―金子遊 著『辺境のフォークロア』 text 野澤光

本書は、日清戦争後から二次大戦末期にかけて、日本の辺境を旅した、20名以上にわたる民俗学者や文学者たちの足跡を辿り直したものである。その「辺境」には、琉球、小笠原諸島をはじめとして、かつて大東亜共栄圏の一部であったサハリ

【Book Review】『クリス・マルケル 遊動と闘争のシネアスト』(森話社) text 風間 正

クリス・マルケルは、日本では実験性に富んだ映画史に残る名作『ラ・ジュテ』の監督として認知されている。また、同作をテリー・ギリアムがハリウッド映画『12モンキーズ』の原案としたことでも有名である。私自身、これまで幾度となく

【News】1/15(木) 開催!『クリス・マルケル 遊動と闘争のシネアスト』刊行記念トーク&レクチャー 「マルチメディア・アーティストとしてのクリス・マルケル」

『クリス・マルケル 遊動と闘争のシネアスト』(森話社)刊行記念トーク&レクチャー「マルチメディア・アーティストとしてのクリス・マルケル」 スチル写真で構成された近未来SF映画『ラ・ジュテ』(1962)や、80年代日本の霊

【News】1/27(火)開講★映画とひとをつなげるワークショップ 「シネマ・キャンプ」第2期映画批評・ライター講座 受講者募集中

CINEMA CAMPシネマ・キャンプ 映画批評・ライター講座  1/27 第2期 開講! 受講生募集中!第2期シネマ・キャンプを開講します。今期は、前回の「映画ライター講座」の発展編とも言うべき「映画批評・ライター講座

【ドキュメンタリストの眼⑫】追悼・小泉修吉(記録映画作家、グループ現代)text 金子遊

記録映画界の雄・小泉修吉さんが2014年11月12日に亡くなられた。「長い間おつかれさまでした」という言葉とともに、ご冥福をお祈りしたい。小泉修吉はドキュメンタリー映画作家であり、グループ現代の会長、民族文化映像研究所の

【鼎談】『わたしたちに許された特別な時間の終わり』傑作トーク選 text 太田信吾×若木康輔×金子遊

11月29日から横浜シネマ・ジャック&ベティでの公開がひかえる太田信吾監督のドキュメンタリー映画『わたしたちに許された特別な時間の終わり』。8月のポレポレ東中野における東京公開では、多彩なトークゲストが来場したが、そのな

【Interview】ドキュメンタリストの眼⑪ 『イラク・チグリスに浮かぶ平和』綿井健陽監督 インタビュー text 金子遊

 綿井健陽さんといえば、2003年のイラク戦争時にバグダッドから中継を続けたジャーナリストとして知られている。この度、綿井さんの2本目のドキュメンタリー映画『イラク チグリスに浮かぶ平和』が公開された。2005年に発表し

【ドキュメンタリストの眼⑩】トニー・ガトリフ監督(フランス映画祭2014 ゲスト団長)インタビュー text 金子遊

アルジェリア出身の映画監督トニー・ガトリフは、フランス人とロマ民族(ジプシー)のハーフであり、ロマについて映画で描くことをライフワークとしている。『ラッチョ・ドローム』(1993)は北インドからヨーロッパへと移動してきた

【News】9/21-24 第36回 PFF招待作品部門 特別企画 世界が沸いた「羽仁進監督特集」

これどうやって撮ったの!?ドキュメントとフィクションの枠を飛び越える驚きの映画体験! 2014年は、ウィーン映画祭、NYリンカーンセンター、ハーバード大学、イエール大学と、大規模な特集が続き、海外での評価の高まる羽仁進監

【Interview】嘘のない感情を描くために演出を仕掛けた―『わたしたちに許された特別な時間の終わり』太田信吾監督インタビュー

8月16日よりポレポレ東中野を皮切りにロードショーが始まる映画の、監督インタビューです。監督は、岡田利規主催の「チェルフィッチュ」に参加する俳優でもある太田信吾。 2010年12月に、太田はずっと撮影していた高校の先輩で

【連載】ドキュメンタリストの眼⑨ 「パレスチナ映画とその社会」土井敏邦さんトーク

 土井敏邦さんは30年近く、中東情勢とりわけパレスチナを取材してきたジャーナリストである。2010年にその豊富な映像をフッテージを編集して、ドキュメンタリー映画の4部作『届かぬ声—パレスチナ・占領と生きる人々』を完成した

【News】6月開講★映画を、学ぶ。映画で、遊ぶ。――人と映画を繋げる「シネマ・キャンプ」映画ライター講座&配給・宣伝講座

「シネマ・キャンプ」とは、映画に「より一歩近づきたい」人のための映画講座です。観客として、映画を観るだけでなく、能動的にもう少し映画と関わりたい。でも何から関わっていけばよいのか分からない、という人は意外と多いのではない

【ドキュメンタリストの眼⑧】ラヴ・ディアス監督インタビュー text 金子遊

国際的にその作品が高い評価を得ているものの、なかなか国内で長編作品を見ることができなかったフィリピンの映画作家ラヴ・ディアスの作品。ドストエフスキーの『罪と罰』に材を得たという、その250分の長尺の映画『北(ノルテ)歴史

【はじめての小川紳介 特集③】 ドキュメンタリストの眼⑥全長版 大津幸四郎 text 金子遊

大津幸四郎はドキュメンタリー界を代表するカメラマンである。岩波映画製作所の助手時代を経て、映画監督の小川紳介と組んで『圧殺の森』や『日本解放戦線 三里塚の夏』といった不朽の政治映画を撮り、土本典昭の「水俣シリーズ」の撮影

【ドキュメンタリストの眼⑦】 羽田澄子監督インタビュー text 金子遊

neoneo編集委員の金子が、この列島を代表するドキュメンタリストにロング・インタビューを試みるシリーズ。 羽田澄子はドキュメンタリー映画界を代表する作家である。1926年に旧満州の大連で生まれ、戦後は東京へ戻って創業か

【ドキュメンタリストの眼⑤】 岩佐寿弥監督インタビュー(後編) text 金子遊

neoneo編集委員の金子遊が、この列島を代表するドキュメンタリストにロング・インタビューを試みるシリーズ。2012年に新作映画『オロ』が全国で劇場公開され、『ねじ式映画―私は女優?―』(69)、『叛軍No.4』(72)

【ドキュメンタリストの眼④】 岩佐寿弥監督インタビュー(前編) text 金子遊

neoneo編集委員の金子遊が、この列島を代表するドキュメンタリストにロング・インタビューを試みるシリーズ。2012年に、新作映画『オロ』が全国で劇場公開されて、『ねじ式映画―私は女優?―』(69)、『叛軍No.4』(7

【ドキュメンタリストの眼③】 足立正生監督インタビュー text 金子遊

足立正生。映画監督にして元日本赤軍のメンバー。その名前はすでに60年代前半に日大映研を率いて完成させた実験映画『鎖陰』(63)で伝説となり、自主製作『銀河系』(67)、そして若松プロ作品の脚本を多作し、『女学生ゲリラ』(

【ドキュメンタリストの眼②】高林陽一君と青春の個人映画――大林宣彦監督インタビュー text 金子遊 

「高林陽一君と青春の個人映画」       2012年7月、日本最初期の個人映画作家・高林陽一がこの世を去った。 高林陽一と聞いて、『金閣寺』や『西陣心中』などのATG映画、あるいは『本陣殺人事件』や『蔵の中』